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「ギャンブルで負けた分を取り戻したかった」松山市の貴金属買取店で強盗 被告の男(57)が起訴内容認める

南海放送NEWS / 2024年7月17日 15時7分

南海放送

「犯罪を犯してまでもギャンブルで負けた分を取り戻したかった」

愛媛県松山市の貴金属買取店で起きた強盗事件の裁判が始まりました。

高知県いの町出身で住所不定 無職の中岡慎一被告(57)はことし5月、松山市銀天街の貴金属買取店で店員にナイフを突きつけたうえ「変な声を出したら殺すぞ」などと脅し、現金およそ46万円を奪った罪などに問われています。

きょう始まった裁判で、中岡被告は起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、中岡被告が過去に起こした強盗事件の服役を終え今年4月に出所し、その10日後に今回の事件を起こしていると述べました。

さらに被告は出所後、手元にあったおよそ50万円をパチンコや競馬で消費し、事件直前は「犯罪を犯してまでも負けた分を取り戻したい」という気持ちだったなどと犯行の動機を指摘しました

裁判は、来月19日に結審する見通しです。

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