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四国中央市銃撃事件 指名手配の暴力団幹部をかくまった罪 男に執行猶予付き有罪判決

南海放送NEWS / 2024年7月19日 16時33分

事件現場となった商業施設

愛媛県四国中央市で男性が射殺された事件で、指名手配中だった暴力団幹部をかくまった罪に問われている男に、松山地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

岡山市の会社員 土井竜司被告(59)は、指定暴力団・池田組幹部組員で殺人の疑いで指名手配中だった知人の前谷祐一郎被告を捜査から逃れさせる目的で、今年1月から3月にかけて倉敷市内の民家に宿泊させるなどしてかくまった罪に問われています。

これまでの裁判で、土井被告は起訴内容を認めたうえで「前谷被告の自殺の可能性や、警察に密告すれば家族に危害が及ぶかもしれないという無言の威圧があった」などと犯行の動機を述べていました。

きょうの判決で松山地裁の渡邉一昭裁判官は「重大事件の犯人を1か月以上かくまった悪質な犯行」としたうえで、被告人が起訴内容を認め反省しているなどとして、懲役1年6か月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

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