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6分間にかける青春「書道パフォーマンス甲子園」全国から23校が集結!高校生たちの等身大の思い

南海放送NEWS / 2024年7月30日 17時0分

南海放送

28日に愛媛県四国中央市で行われた「書道パフォーマンス甲子園」。全国から参加した23校が頂点を目指して熱い戦いを繰り広げました。6分間のパフォーマンスに込められた高校生たちの等身大の思い。汗と墨にまみれたアツい一日を振り返ります。

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28日、大会会場の伊予三島運動公園体育館。開場1時間前の午前7時には長い列ができました。

先頭の人:

「けさは4時から。きのう北九州からきました。八幡中央高校の応援で」

保護者:

「三島高校です。3年間の集大成としてこれまで頑張ってきたので一生懸命に力を全部出し切ってもらえたらと思います」

会場と同時に、この日を待ちわびた大勢の観客が会場を埋め尽くしました。

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今年で17回目の開催となった書道パフォーマンス甲子園。全国109校の中から予選を勝ち抜いた21校と能登半島地震の復興応援枠で参加した2校のあわせて23校が、日本一の座を目指して四国中央市に集結しました!

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今年は特別審査員としてEXILEのTAKAHIROさんが登場!

TAKAHIROさん:

「全力のパフォーマンスを心から楽しみにしております。みなさん全力で頑張ってください、応援しています」

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水戸葵陵高校 齊藤悠桜さん:

「この夢の舞台を目指した全国109校の思いを胸にきょうパフォーマンスできることに感謝し最後の1秒まで 自分たちらしくこの会場に墨の花を咲かせることを誓います」

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縦4メートル・横6メートルの紙を舞台に、繰り広げられる書道パフォーマンス。審査は、書や色彩の美しさや紙面の構成、演技のストーリー性などが対象です。

地元からは新居浜西・川之江・三島の3校が出場

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今年、愛媛からは3校が出場。自作の小道具も使いながら未開の海を突き進む。躍動感あふれる演技を披露する新居浜西高校。

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実況:

「いよいよ立ち上げ素晴らしい開拓の文字。可能性に満ち溢れる私たちの光り輝く未来目指す先に見えるのは新境地突き進め!開拓!」

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四国ブロック1位で通過した地元・川之江高校。

実況:

「宝箱から…このあたりは川之江高校っぽいですね。素朴な感じで夢のある演出うれしいですね。宝箱の桶に筆を入れそして邁進の邁3年間やってきたことすべてをぶつけています」

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そして、元祖書道ガールズ三島高校。緩急をいかした演技の見せ場は、高く振り上げる大字を書く迫力です。

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演技を見守った保護者の目には涙も…

三島高校保護者:

「プレッシャー感じながら6分を過ごしたと思うけど、無事にやり遂げてくれて私も安心してます。十分感動しました」

齊藤部長の母・美香さん:

「素晴らしい6分間でした。頑張ったねと伝えたいと思います。最高の演技でした」

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三島高校書道部 齊藤脩稀部長:

「苦しいこととか楽しいこととかあったんですけど最後いい感じでできてよかったです」Q.ご両親も見に来てましたが?

「今まで支えてくれたのでありがとうと言いたいです」

運営スタッフとして大会を支えるのは強豪校OG

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例年以上にアツく盛り上がった、今年の大会。ひときわ強い思いを胸に大会を支える女性がいました。

今年4月、四国中央市の職員として採用された徳重朝美さん。実は彼女、福岡の強豪八幡中央高校の選手として書道パフォーマンス甲子園に出場した経験を持つ、大会のOGなんです!

徳重さん:

「選手の時とは違うドキドキがあって。この大会でみんなにいい思い出を持って帰ってもらえるように私自身も準備頑張ってます」

母校・八幡中央高校も出場したことしの大会。今年は運営スタッフとして後輩たちの演技を見守りました。

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徳重さん:

「知ってる後輩が自分が3年生の時に1年生だった子たちで最後だったので普通に感動するし元気もらいました」

大会を支える教え子に、先生は…

福岡県立八幡中央高校 書道部顧問 岡田由美先生:

「卒業生が書に携わって活躍してくれるのは、本当に生涯楽しめるものと思うので頑張ってほしいです」

ふるさとへの思い胸に 石川県から出場の2校

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高校生が等身大の思いを表現する書道パフォーマンス甲子園。ことしはふるさとへの特別な思いを持って出場した学校もありました。

日本航空高校石川 松本朱花部長:

「まず1月に起こった能登半島地震で、被災された方々への光に少しでも私たちがなれたらなという気持ちがまず一番にあります」

元日に起こった能登半島地震。今も復興が進められる中、復興応援枠として石川県の2校が大会に出場しました。

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校舎が被災し、今も学校ごと東京に移転して授業を続けている日本航空高校石川。能登のみんなの光に。そして「また能登に帰る」という思いを表しました。

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そしてもう一校。

能登高校 橋本紗奈部長:

「逃げる時に家の瓦が落ちてきて実際足にあたったりして、頭の中は死の言葉しかなかった」

6人の部員全員が地元出身の能登高校。断水で水道が使えない中、雪や湧き水で筆を洗いながらパフォーマンスを続け、被災した地元を勇気づけてきました。

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舞台を通して伝えるのは、支えてくれた人たちへの感謝です。

部員:

「能登半島の上に人薬と書きました。私たちは声をかけあって支え合って前を向くことができました。人が薬でした。今はまだ現実は変わっていませんが、きっと私たちの未来は輝いています」

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被災地を支える思いは他のチームでも。茨城県代表の水戸葵陵高校。復興への思いを多くの人に伝えたいと、演技に手話を取り入れました。

鳥取城北高校が2連覇を達成!

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「優勝は…鳥取城北高校」

鳥取城北高校の連覇で幕を閉じた、今年の大会。

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鳥取城北高校 小林愛音部長:

「このパフォーマンスを通してわたしたち書道部が感謝したい方々すべての方々、そして見てくださったすべての方々に感謝の気持ちが 伝わればうれしいです」

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