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松山市の中心街でスイカが目印!老舗甘味処で70年間愛される“昭和レトロなかき氷”

南海放送NEWS / 2024年8月5日 18時30分

南海放送

懐かしいあの時代へ皆さんをお連れします。夕方、時々開店する「昭和食堂」のコーナーです。毎日暑いですね。きょうの昭和食堂はひとときの涼しさをお届けします。

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愛媛県松山市千舟町通りに店を構える、スイカが目印の「あたりや」。

戦後八百屋としてスタートし甘味処に

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2代目 山崎美智子さん:

「やっぱりスイカを食べてもらいたい。創業は戦後から昭和22年オープンです。私の両親が始めました」

終戦すぐの昭和22年に八百屋としてスタートしたあたりや。その後甘味処になり…

山崎さん:

「名物は氷スイカですね。スイカを利用してできたもの。スイカこだわってます。自信持ってます」

全国から取り寄せるこだわりのスイカ

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スイカはその時々で仕入れる産地が変わります。

山崎さん:

「うちが6月半ばから始めるのでその時が鳥取からです。鳥取→長野→石川→山形。今が山形。この間の雨でちょっと大変ですけど、うち専用で本当に良くしてくれる人が市場にいまして、その人が特別にあたりやのスイカというのを探してくれてます。今はこれ、山形です」

Q.7500円?

「そのときの相場ですよ。これでも安いと思います」

最も美味しい産地を求めて北上を続けるスイカ前線。8月末頃には北海道まで北上し、シーズンを締めくくるんだそうです。

Q.とてもいいスイカを?

「絶対です」

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スイカを切るのはこちらの包丁。大玉だからこその迫力の長さです。

「全部、この蜜もあんこも白玉も全部手作り。大変です、でもそのおかげでお客さん変わらず来てくれる。 若い人みたいな今の流行りの氷は出来ない」

名物の“氷スイカ”は70年変わらない味

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ご自慢のスイカに手作りの蜜をひとかけ。そこに…粉雪のような氷が乗ります。

山崎さん:

「フワフワなんですけど」

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さらに蜜をかけ、もう一度氷を…あたりやの氷スイカにはストローが付いてきます。

このストローは…

山崎さん:

「このストローは(口が)ちょっと小さめなんですよ。大きいストローやったらスイカの種が入ってしまう。最後のお汁がすごい美味しい」

最後の最後まで楽しむファンのためなんです。

提供を始めておよそ70年。変わらないあたりやの味です。

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お客さん:

「すごく久し振りに参りました。高校生の頃よく来てたんですけど、その後松山を離れて外で働いてたものですから。今回Uターンしまして、本当に多分30何年か振り位な感じですけど、すごく懐かしくて昔ながら親しんだかき氷、非常に美味しかったです。懐かしいです」

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オールドファンの心をつかんで離さない、あたりや。もちろん、新たにファンも増えてます。

今年の営業は9月半ばまでの予定。70年変わらぬ夏の味に会いに訪れてみてはいかがでしょう。

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