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【台風10号】中心付近の暴風域なくなるも「雨台風」に…今後の影響は

南海放送NEWS / 2024年8月30日 18時47分

南海放送

台風10号はまもなく愛媛に再上陸する見込みですが、松山では昼頃に土砂降りの時間がありました。

台風10号、15時時点で松山市の西およそ40kmの海上を時速15kmで東北東に進んでいて、まもなく再上陸、もしくはすでに再上陸している可能性もあります。

進路図の黄色の円が強風域。きょう、中心付近の暴風域はなくなりましたが「雨台風」の影響が続いています。

県内は昨夜から、東予の山地を中心に南から流れ込んだ雨雲が急発達し断続的に雨が強まりました。

またきょう昼頃には松山でも1時間に24.5ミリの雨を観測しています。

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月曜日の降り始めからの雨量はきょう夕方までで四国中央市富郷で269.5ミリ、鬼北町近永で 249.5ミリ、内子町獅子越峠で249ミリなど、山地中心に200ミリを超える大雨となっています。

現在の雨雲の様子を気象庁の雨雲レーダーでみると、台風の東側は南から湿った空気が流れ込んで雨雲が発達しています。

県内は北寄りの風にかわりつつありますが、今度は台風中心の西側にある雨雲が流れ込んでいる状態です。

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気象庁の「キキクル」で土砂災害の危険度を見てみると…昼過ぎから夕方に強い雨が降った今治や愛南では赤色の警戒レベルとなっていて、県内の山地を中心に黄色の注意レベルとなっています。

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その今治市の様子を国土交通省の「川の防災情報」で見てみましょう。

こちらは今治市の蒼社川の片山水位観測所の現在の様子です。

市内中心部の自動車学校の少し下流あたりの様子ですが、ふだんの様子と比べると茶色く濁った水が大量に流れているのがわかります。

野球のホームベースのような形のアイコンを押すと水位の情報が確認できます。水色の線が水位ですがどんどん高くなっているのがわかります。

今後の水位や雨の降り方に注意をしてください。

また今いる場所でそれほど強い雨が降っていない場所でも、山間部で降った雨が川に流れ川が増水することもありますので、川の近くに住んでいる人は川の上流の雨の降り方にも注意が必要です。

このあとの雨と風の予想です。

台風はこのあともゆっくりと四国を横断する見込みです。

これまで山沿いが中心でしたが、あすにかけては沿岸の地域でも雨が強まるおそれがあります。台風の勢力が弱まっていますが、あすの朝までは局地的に雨が強まるおそれがあるので土砂災害に警戒してください。

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