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パリパラ競泳 山口尚秀選手が男子平泳ぎ100mで銅!2大会連続メダル獲得で地元・今治も熱狂

南海放送NEWS / 2024年9月3日 17時29分

南海放送

2大会連続のメダル獲得です。パリ・パラリンピックの水泳で今治市出身の山口尚秀選手が、大会連覇を目指して男子平泳ぎ100メートルに出場。地元、今治も熱狂です!

日本時間の3日午前1時すぎに行われた、男子平泳ぎ100メートル知的障害の決勝。

東京大会の金メダリストで世界記録を持つ今治市出身の山口尚秀選手は予選を3位で通過、大会連覇を目指してレースに臨みます。

その頃、地元・今治市のパブリックビューイング会場では、深夜にもかかわらず山口選手が通った特別支援学校の元教員や母・由美さんの同僚などおよそ50人がエールを送っていました。

愛媛県水泳連盟 重松達夫副会長:

「世界記録更新して金メダル獲得をぜひ頑張ってもらいたい」

スイミングスクールのコーチ 高崎智則さん:

「やっぱり連覇がかかっているので一番いいメダルを獲ってほしいと思う。精一杯応援したいです」

山口選手の母の同僚たち:

「尚秀くん頑張れー!」

南海放送

そして…187センチの長身を生かしたダイナミックな泳ぎで先頭に立った山口選手。自身の持つ世界記録とほぼ同じペースで折り返します。

レースは残り、25メートル。しかしここで山口選手がまさかの失速で2位に転落。

さらにゴール直前にもう1人にも追い抜かれ、3位でフィニッシュ。

惜しくも大会連覇は逃しましたが、堂々とした泳ぎで2大会連続のメダルを獲得しました。

山口尚秀選手:

「疲れました…もうほんとうに」

「前半しっかり…力出したんですが後半なんかガクッとなってもう…疲れが出てしまった」

山口選手の奮闘に今治市では…

重松達夫副会長:

「50mの入りはすごく良かった。金メダルやなと言いながら応援していたんですけど、ちょっと最後残念でした。この悔しさを糧にまた頑張ってくれると思う」

山口選手の母の同僚:

「最後までよく頑張って泳いでいたので自分も元気をもらっていいレースだったと思います」

「これまで3年間。もっと前からずっと頑張ってきたその努力に敬意を表したいと思います」

無観客だった東京大会では感じられなかった、大きな声援を受けながら表彰台に立った山口選手

山口選手:

「後悔はないかな。大勢の観客の中で声援を送ってくれるというのは、これだけパラの注目度があがっているんだなと思った。こうしてメダルを獲得したというのをこの大会でやり遂げたという形になったと思うし十分に持っている力は出し切ったつもりではあります」

山口選手は日本時間の4日行われる男子200メートル個人メドレーと、同じく6日に行われる100メートル背泳ぎにも出場予定。さらなるメダル獲得に、エールを送りましょう!

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