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松山市の駐車場で警視庁の捜査資料盗む 被告の男に懲役1年6か月求刑

南海放送NEWS / 2024年9月13日 13時58分

南海放送

ことし4月、松山市の駐車場で警視庁の捜査資料が盗まれた事件の初公判で検察は、被告の男が資料を海や山に破棄し、海外逃亡を図ろうとしていたと指摘しました。

裁判は即日結審し検察は、男に懲役1年6か月を求刑しました。

松山市内の建設業、濱田健聖被告はことし4月、松山市内で捜査中だった警視庁の捜査員が駐車場に停めた車の中から、捜査資料などが入ったファイル2冊を盗んだとして窃盗の罪に問われています。

13日の初公判で、濱田被告は起訴内容を認めました。

検察は冒頭陳述で、濱田被告は盗んだ捜査資料を海に細かく破って捨てたり、山の中に隠したりしていたうえ、5月には福岡空港からバンコクに海外逃亡をしようとしていたなどと指摘しました。

そして検察は「捜査機関に与えた影響は大きく、悪質極まりない」などとして懲役1年6か月を求刑しました。

一方、弁護側は「反省しており、更生の可能性が高い」などとして執行猶予付きの判決を求めました。

裁判は即日結審し、判決は今月25日に言い渡されます。

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