松山市の土砂崩れ「緊急車両用道路」の設計や管理の妥当性は?県が市に検討を強く提案
南海放送NEWS / 2024年12月13日 18時13分
松山城の城山で発生した土砂崩れで、現場上部の、市が整備した「緊急車両用道路」について、愛媛県は市に対し、改めて「道路の設計や管理の妥当性を責任を持って検証すること」を強く提案しました。
「緊急車両用道路」は土砂崩れの現場上部にあり、原因究明の焦点のひとつになっています。
今週火曜日の住民説明会でも住民から「道路の設計や管理が妥当だったのか詳しく調査してほしい」などの声が相次いでいました。
県はきょうの記者会見で、「緊急車両用道路」については県が設置した技術検討委員会で、道路そのものが土砂崩れの発生にどんな影響を与えたかを検証していて、
道路の設計や管理などの妥当性については、道路を管理する松山市が責任を持って検証するべきだと、改めてきのう、市に対し強く“提案”したということです。
これに対して松山市は、「道路の設計や管理などの妥当性についての検証は、検討委員会での結果を受けて実施するかを判断するものと考えている」
「これまでにも委員から道路の設計や管理に関して、資料の提出や経緯など、説明を求められたら応じてきたし、これからも応じるつもりである」としています。
県が設置する「技術検討委員会」は愛媛大学の教授や国交省など11人の委員で構成されていて、これまでに3回の会合が開かれています。
土砂崩れについては現在も発生メカニズムの特定には至っておらず、委員会では出来るだけ早く結果をまとめたいとしています。
この記事の動画はこちらから再生できますこの記事に関連するニュース
-
【総決算】記録ずくめだった2024年 愛媛の気象&季節でめぐる各地の絶景スポット
南海放送NEWS / 2024年12月13日 17時0分
-
松山市の土砂崩れから5か月 初の「住民説明会」発生原因について質問相次ぐ
南海放送NEWS / 2024年12月11日 17時22分
-
松山城・城山の土砂崩れ 県と市が初めての「住民説明会」
南海放送NEWS / 2024年12月11日 12時34分
-
【2024総決算】震度6弱の地震に松山城の土砂崩れ…相次いだ災害と進む「備え」
南海放送NEWS / 2024年12月9日 18時0分
-
未だ多くの道路が通行止めのままで…畜産農家に重くのしかかる大雨被害の目に見えぬ影響
ABS秋田放送 / 2024年11月25日 19時0分
ランキング
-
1上皇さま91歳、上皇后さまの様子を気遣いながら静かで穏やかな日々…ハゼの研究も週3回
読売新聞 / 2024年12月23日 0時0分
-
2中3の男子生徒、川に転落し死亡 友人と釣り中に 千葉・香取
毎日新聞 / 2024年12月22日 19時22分
-
3雪かき作業中よりも… 屋内での低体温症に注意 「しっかり暖を」
毎日新聞 / 2024年12月22日 19時50分
-
4捜査警戒か、事件後外出控える=中学生死傷、逮捕の容疑者―福岡県警
時事通信 / 2024年12月22日 16時57分
-
5千葉県内の民家で強盗致傷事件相次ぐ 刺された住人も、容疑者は逃走
毎日新聞 / 2024年12月22日 17時4分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください