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松山市「新南クリーンセンター」建設予定地から基準値超える鉛と水銀を検出

南海放送NEWS / 2024年12月17日 14時54分

松山市役所

愛媛県松山市は現在、整備を進めている新南クリーンセンターの建設予定地から、基準を超える鉛と水銀が検出されたと発表しました。周辺環境や市民への影響はないということです。

松山市は、施設の老朽化や東温市や伊予市などの周辺5自治体とごみ処理を集約し、持続可能なごみ処理体制を構築するため、現在の南クリーンセンターの隣に新たなごみ処理施設を建設することにしています。

きょう建設予定地の土壌汚染調査の1回目の結果が公表され、敷地内の57か所のうち18か所で基準値を超える鉛や水銀が検出されたということです。

松山市によると、この基準値は70年間摂取し続けても健康に影響を及ぼさないレベルに設定されています。

今回検出された結果は基準値のおよそ2倍ですが 影響の出る量ではなく、立ち入りができないようシートで覆うなどの対策をしているということです。

また周辺には住居がなく、井戸水を利用している人もいないため、市民に影響はないとしています。

この場所には昭和40年代にごみ焼却施設があり、当時、灰の保管や運搬した際に飛散したなどの原因が考えられるということです。

松山市は今後詳しく調査し、基準を超えた土壌の拡大防止や除去などを進めていくことにしています。

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