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「いくつになってもチャレンジできる」糖尿病で右腕を切断も 左投げで“ピッカリ投法”復活

南海放送NEWS / 2024年12月21日 13時37分

南海放送

「ピッカリ投法」で人気を集めた元プロ野球選手で松山市出身の佐野慈紀さん。

糖尿病による感染症で今年、右腕を切断しましたが、きょう、左投げのピッカリ投法で“復活のマウンド”に登りました。

明治神宮球場で行われた「くら寿司トーナメントポップアスリートカップ2024」に姿を現したのは、プロ野球、近鉄バファローズなどで活躍した佐野慈紀さん(56)です。

この大会のシニアディレクターとして運営に携わってきた佐野さんは、今年4月に糖尿病が悪化し右腕を切断。

今回、子どもたちに挑戦することの大切さを伝えたいと、利き腕ではない左投げで始球式に挑みました。

キャッチャーまでノーバウンドとはいきませんでしたが、“復活”の「ピッカリ投法」を披露しました。

始球式を終え佐野さんは「僕の姿がどうのこうのというよりも、いくつになってもチャレンジできるんだということ、野球は楽しいものだと、感じてもらえたらいいな」と話していました。

現在も入院生活を送っている佐野さんですが今後、子どもたちとの野球教室の開催を目指して、治療を続けていくということです。

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