【解説】今季最強寒波 愛媛県内は今夜が雪ピーク あすにかけ平地でも積雪おそれ

南海放送

アナウンサー：

各地で冷え込みが強まっていますが、最強寒波の影響はいつまで続きそうですか？

水口気象予報士：

今夜が最後の山となりそうです。上空の寒気が強まっている影響で各地とも朝より気温が下がっていて、松山の午後6時現在の気温は2.6℃となっています。

また先ほど大雪注意報の範囲が広がりました。東予東部全域と今治市、松山、東温、砥部も山地を中心にあす昼前にかけて大雪に注意してください。

雪のピークは今夜からあす朝にかけて。雪雲の流れ込みによっては、あす朝は松山の市街地でもうっすらと雪が積もるおそれがあります。

このあと夜になると、再び関門海峡から雪雲が流れ込みます。風が強いので雪雲は山を中心にかかりますが、風向きによっては松山周辺に流れ込む可能性があります。

南海放送

あす朝までに予想される雪の量は山地で20センチ、平地で5センチとなっていて、今夜が雪のピークとなります。

これまでと大きく違うのは、上空の寒気のピークが夜にかかるということ。今夜日付が変わるころには、上空1500mにマイナス12℃以下の平地で大雪になるような一級レベルの寒気が流れ込みます。

夜中になると松山市内でも気温が氷点下にまで下がる予想で、少しの積雪でも溶けずにそのまま地面に残るおそれがあります。

このあとの各地の天気。今夜は各地で雪となり、雪雲は愛南にもかかる見込みです。あすの朝には雪が止む所が多くなりますが、久万や新居浜では通勤通学の時間も雪が残る所がありそうです。

あすの朝は各地、氷点下の寒さとなりそうです。積雪や路面の凍結で交通機関に影響がでるおそれがあるので、時間に余裕をもって行動して下さい。