松山市のコンビニで店長を包丁で脅し 介護職員の女(57)を強盗未遂罪などで起訴

強盗未遂事件があったコンビニエンスストア（松山市西垣生町）

今月3日、愛媛県松山市のコンビニエンスストアで店員を包丁で脅し金を奪おうとしたとして、松山地検はきょう、57歳の女を起訴しました。

また警察は、この直前に松前町で発生した強盗未遂事件にも関与した疑いで今後、女を書類送検する方針であることが分かりました。

強盗未遂などの罪で起訴されたのは松山市西垣生町の介護職員、石丸寛子被告(57)です。

起訴状などによりますと、石丸被告は今月3日の午前3時過ぎ、松山市西垣生町のコンビニエンスストアに押し入り、店長の62歳の男性に「お金をください」と包丁を突き付け、現金を奪い取ろうとしたとされています。

石丸被告は店長に取り押されられ、現行犯逮捕されました。

松山地検は石丸被告の認否を明らかにしていませんが、逮捕当時、警察の調べに対し容疑を認めています。

捜査関係者によると警察は、この事件のおよそ45分前に松前町のコンビニエンスストアで発生した強盗未遂事件にも関与した疑いで、今後、石丸被告を書類送検する方針だということです。