厳しい寒さ続く 県内ほとんどの地点で氷点下に…松山市では愛媛マラソン開催準備進む

南海放送

厳しい寒さが続いています。あすは各地できょうよりも冷え込み、平地でも大雪になる所がある見込みです。

けさ、白くなったわらぐろに、民家の軒先には、つらら！一面の銀世界となっていたのは今朝の最低気温氷点下6.2度。西予市宇和町です。

宇和ではけさ久万高原町久万のおよそ3倍となる、17センチの積雪が観測されました。この寒さで皆さんが心配していたのは…水道管の凍結です。

住民の女性：

「長いですね～また降りそうですね。心配はやっぱ水道管、食料の買い出しとか」

蛇口をひねって水が出るかどうか確認する人の姿が見られました。

県内では今朝、15ある観測点のうち、13地点で氷点下となり、大三島や新居浜などおよそ半数の地点で今季最低となりました。

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午前中晴れ間がのぞいた松山市では…開催があさってに迫った愛媛マラソンに向け、メイン会場の城山公園では、関係者が物品の搬入やゲートの設置など準備を進めていました。

大会スタッフ：

「これが今年の参加賞ですね。今年初めてランニングソックスを採用してみました」

エントリーしているランナー、ボランティアともに過去最多となる今回の大会。あさって午前10時、県庁前をスタートし6時間のレースが繰り広げられます。

ボランティアで参加予定：

「寒いですね。頑張ってボランティアしながら 応援もしたいと思います」

フェンスの設置作業者：

「4枚ぐらい着てます。もうとにかく着込んで」

輝城 仲村正健さん：

「自分たちの体が寒くなると動きにくくなるので、ケガ等しないように走るランナーの方が気持ちよく安全に出発してくれるのを祈って準備をさせてもらっています」

準備はあすも続く中、皆さん気がかりなのが寒さです。気象台によりますと、県内では、あす昼前にかけて、平地でも大雪となるところがあり、日中は最高気温が4度から5度と厳しい寒さとなりそうです。

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ランナーの受付はあす午後1時に始まる予定ですが、雪や強風による影響が交通機関に出始めています。

JR四国は、予土線の宇和島～窪川駅間で始発から終日運休となっていて、あすも運転見合わせが続く可能性があるということです。

また、海の便では松山と広島を結ぶ石崎汽船のフェリーがきょう午後から計画運休に。

八幡浜と大分を結ぶフェリーが、きょう午後からあす早朝の便の欠航を決めています。今後の各交通機関の情報にご注意ください。

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