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「愛媛への最大限の恩返し」競技人生最後のレースに挑む鈴木洋平選手

南海放送NEWS / 2025年2月7日 16時51分

南海放送

あさってに迫った、第62回愛媛マラソン。きょうは学生時代、川内優輝選手に果敢に挑んで大会を沸かせた新居浜市出身、鈴木洋平選手です。

鈴木選手:

「今の自分にできる最大限の愛媛に対する恩返しが、 自分がやってきたマラソンで愛媛を盛り上げること」

2017年の第55回大会。異次元のスピードで川内優輝選手が他の選手を圧倒するなか、果敢に立ち向かった大学生がいました。

早稲田大学で箱根の4区を走った鈴木洋平選手です。

「あの時は初めての挑戦で怖いものもなにもなく、思い切ってチャレンジすることができた」

初マラソンながら川内選手にくらいついた鈴木選手。2位ではありますが、当時の大会記録を更新する2時間14分55秒でフィニッシュしました。

「後半に差があって、その差を埋めるためにどうしたらいいかを常々考えながら実業団生活を過ごしていたので、あの大会が自分のマラソンを続けていくなかですごくいい経験になったと思っています」

その後、実業団で競技を続け、ニューイヤー駅伝に6年連続を含む7回出場。マラソンでも2018年のシカゴマラソンに招待され、2021年のびわこ毎日マラソンで2時間10分11秒の自己ベストをマーク。サブテンまであと一方にまで迫りました。

しかし、競技生活8年目を迎えた今年。引退することを決めました。

「自分のなかで限界というかトップを目指すのは厳しいと思い決断した。一歩進んで二歩下がるような競技人生だったんですけど、順調にいかないからこそ面白くて自分を人間として成長させてくれるような競技だったと思います」

そう語る鈴木選手が最後のレースに選んだのが、ふるさと・愛媛の大会です。

「自分ができる恩返しは、愛媛マラソンを最大限盛り上げることだと思っているので、中高しのぎを 削ってきたメンバーたちとまずはいいレースを作って熱狂的な熱い大会にして、最後は自分が一番でゴールできればいいかなと思っています」

当日は元愛媛銀行陸上部の妻・聖愛さん、2歳の捺子ちゃん、1歳の偉太くんがフィニッシュ地点で待っています。

そして55回大会で優勝したあの人からもメッセージが。

川内選手:

「初マラソンから今日まで本当にお疲れ様でした。2017年の時の私のようにガンガン攻めて、若い世代の記憶に残るようなレースをして下さい。応援しています」

鈴木選手を含む社会人の招待選手は6人。学生ランナーが5人。

熱狂再び。愛媛マラソンはあさって日曜、午前10時スタートです!

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