日本では考えられない! 少人口ゆえに生まれたアイスランド独自のウェブサービス

ロケットニュース24 / 2012年1月12日 18時0分

日本では考えられない! 少人口ゆえに生まれたアイスランド独自のウェブサービス

アイスランド(アイスランド共和国)という国をご存知だろうか。その名前は知っていても、国の事情についてはあまり知らないという人が多いだろう。この国は、北大西洋上に位置する共和制の国家である。人口はわずか30万人。東京都でいえば、北区や中野区と変わらない人口しかいないことになる。

この国は、少人口ならではの独自の問題を抱えており、それを解決するために日本では考えられないようなウェブサービスが役に立っているという。その問題とは、男女が恋愛をする際の血縁の有無である。小国であるがゆえに、どこかで血がつながっていたりしたら、恋仲になっても性的な関係を結ぶことができない。

そこでお互いの名前を入力すると、血縁かどうかがわかるウェブサービスが活躍しているのである。

日本の総人口は2010年現在で1億2700万人。まったく接点のなかった2人が恋に落ちて、その2人が偶然親戚である可能性は非常に低いだろう。しかしアイスランドは30万人しかいない。すると、血縁のある人にめぐり会う可能性は、日本よりもはるかに高いのだ。

したがって、同国の男女は初めて出会ったときに、お互いの両親や祖父母の話をするそうだ。できるだけ血縁の人と恋仲に落ちないためのひとつの工夫と言えるだろう。最近は便利なウェブサービスが登場し、2人の名前を入力するだけで血縁の有無をチェックできるそうだ。

実のところこのサービスの起源は、18世紀にまでさかのぼる。同国の役所では、他人と自分との血縁が近しいものかどうかを無料で教えてくれる。アイスランド人すべての家系は正確にデータベース化されており、近親婚を避けるために近年ウェブサービスが登場したのである。

しかし近頃は、このサービスを別の用途で利用する人が増えているそうだ。たとえば、有名人と自分に血縁があるかどうかを知りたいときにも、役立っているとのこと。アイスランドの人々の多くは、どの有名人と自分が親戚かを詳しく知っているのだとか。

日本では個人情報保護法があるので、このようなサービスが提供されることはないだろう。小国ならではの問題であり、それに相応しい解決方法ではないだろうか。

参照元:ODDITY CENTRAL,Islendingabok

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