ステーキけん井戸社長「まずくて残すなら1000円のステーキ屋じゃなくてもっと高いとこ行け」
ロケットニュース24 / 2012年2月19日 19時5分
リーズナブルで美味しいステーキを提供することで知られる『ステーキハンバーグ&サラダバー けん』を運営する株式会社エムグラントフードサービス。その代表取締役社長・井戸実氏が、インターネットコミュニケーションサービスTwitter(ツイッター)でまた物議を醸しそうな発言をしている。
事の顛末を簡単に説明すると、井戸社長をフォローしている女性が「スタッフは愛情を込めて仕込んでいるので、まずくて残すぐらいなら1000円のステーキ屋じゃなくてもっと高い店に行け」という趣旨のつぶやきをしたところ、社長は「まさに!」とその発言を絶賛したのである。そのつぶやきの全ては以下のとおり。
「まさに!RT @(Twitterユーザー名): ↓食べ物や命の大切さを親が教えないでどうするの?って思うなあ。スタッフは愛情込めて仕込んでます。もし”食べたらまずかったから残した”って言うくらいなら1000円のステーキ屋じゃなくてもっと高いとこ行けばいいのになって。」
(Twitterより引用)
これは井戸社長に対してTwitterユーザーが過去にステーキけんの批判をしていたことが関係しているのかは定かではないが、社長は過去にもステーキけんをまずいとつぶやいたTwitterユーザーにも「うるせーよ、じゃあガスト行けよ」とオススメしており、もし自身の店がまずいと思うようならその客は来なくて良いと思っているようだ。
こういった考えには賛否両論があると思うが、実際に井戸社長がオススメしたステーキガストに行ったところ、確かに大変美味しくてホッペタが落ちそうなほどであった。社長の発言には若干乱暴なところもあるが、100人中100人の口に合う店はほとんど無いと思われるし、もし自分の店が口に合わなければ他の同業態の店に行くことを勧めるのは、実はかなり良心的なことをしているのかもしれない。
きっと井戸社長の発言は「残してしまうぐらい私の店が口に合わないなら良い店はほかにもあるから、そこに行ってください。」ということで、無理に自分の店を勧めない非常に誠実な態度なのだ。謝罪して直すと言いながらも全然改善されないお店よりも客のことを考えていると言ってよいし、残して残飯を出すのはもちろんよくないことである。つまり、井戸社長は客のことも地球環境のことも考える、非常にエコロジーな考えを持つ素晴らしい社長なのだ。
今回の発言はもっと高い店に行けという趣旨が込められているが、ステーキけんと同様の価格帯・業態で関東だけでもすかいらーくの運営する『ステーキガスト』や、ロイヤルホストの『カウボーイ家族』、白木屋などで有名なモンテローザの『ステーキハンバーグ&サラダバー テル』など、美味しいサラダバー業態の店はたくさんある。
井戸社長の言うとおり、『ステーキ けん』の改善を待つぐらいなら他の口に合う店を探した方が客にとって効率が良いのは事実だし、まずくて残すのはとてもモッタイナイ。『ステーキ けん』も美味しいお店だと思うが、もしどうしても口に合わないと思ってしまう場合は、特に何も言わずに他の店に行ってみるのも良い選択かもしれない。
参照元:Twitter @idominoru
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