【おはよう短編小説】通勤電車でダルそうにしているみんなの顔が好き / 愛してる

ロケットニュース24 / 2012年2月27日 7時0分

【おはよう短編小説】おはようございます!! 月曜日の朝! 皆さんも頑張って会社と日本のために自分を犠牲にしていますか!? 会社が儲かれば国も儲かる! 国が儲かれば自分も儲かるのです! どんどん労力を売って儲けちゃいましょう!

儲かるっていってもお金じゃないですけどね。僕たちに還元されるのは満足感! 自分は会社と日本のために労働力を寄付しているんだっていう満足感! 給料なんてアンパンと牛乳買うくらいのお金をもらえればそれでいいの! あとは何もいらない!

僕がこういうことを言うと、友だちは決まって「そんなの会社の奴隷じゃん」って批判するんです。わかってないなあ。結局は自分が会社や国に対して不満に思っているかどうかじゃないの? 僕はまったく不満なんてないんだよ。

栄養とエネルギーを摂取して会社のために頑張る! これ以上の喜びはないんだよね。だから僕は月曜日が大好き! だって会社で働けるんだよ? 月曜日から金曜日まで最低でも5日間は働けるんだよ? 会社のために貢献できるなんて本当にハッピー!

逆に金曜日は嫌い。だって2日間も会社に行けないわけだし、労力を寄付できないんだもん! 朝になるとみんなダルそうな顔をして通勤電車に乗っているけど、それを見ると僕はすごく嬉しいんだ。嬉しすぎてニンマリしちゃう! 

だってさ、ダルそうにしてるってことは労力を会社に寄付しているってことなんだから、会社と国に貢献しているってことなんだよね! 自分の時間と命を削って会社に労力を寄付しているの。これ以上の幸せはないと思わない!? すっごくいいことだよ!

会社が潤って、国が潤って、最後に国民の僕たちが潤う! 労力を売っても自分にはたいしたお金は手に入らないし、自分の時間もどんどん削られて寝るだけの状態になるけど、それでも国が良くなりゃいいよね! だから月曜日のダルそうにしているみんなの顔が好き。愛してる。

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