やっぱり男性はナイーブ!? 女性の目を意識するだけで気疲れし、思考力が低下することが実験で明らかに

ロケットニュース24 / 2012年3月21日 23時0分

やっぱり男性はナイーブ!? 女性の目を意識するだけで気疲れし、思考力が低下することが実験で明らかに

古くから、男性と女性は同じ種でありながら全く別の生き物だと言われてきた。近年では男女の脳機能の差など脳科学的な裏付けが可能となり、やはり男と女は分かり合えないということが定説となっているようだ。

また一つ、男女の違いを浮き彫りにする新たな研究結果が発表された。男性は、女性と交流することを考えるだけで、良い印象を与えようと意識しその気疲れから思考力が低下しやすいというのだ。

ラートボウト大学(オランダ)のサニ・ノウツ氏らは、大学生の男女らを対象に、ストループテストという思考力テストを用いた2種類の実験を行った。ストループテストには、緑色で書いた「青」という字や、青色で書いた「赤」という字などを見て、そのインクの色を瞬間的に答える問題などがあり、判断力、注意力の測定に用いられる。精神的に疲弊している時などは結果が悪くなるという。

■実験1
・被験者にストループテストを受けさせる。
・次に、様々な単語を発音する「読唇術実験」に協力してもらう。ウェブカメラを通じて観察者が見ていると伝える(実際には誰も見ていない)。被験者には、自分を見ている観察者の名前と性別のみ知らされる。
・読唇術実験の後、同様のストループテストを実施する。

■実験2
・ストループテストを行う。
・読唇術実験の告知をして観察者の性別を知らせるが、その後実験は中止になったと伝える。
・ストループテストを行う。

両実験とも、女性の被験者、および観察者が同性だった男性の被験者は思考力に大きな変化はなかった。一方、観察者が女性と知らされた男性被験者には、両実験とも2回目のストループテストにおいて思考力の大幅な低下が見られた。つまり男性は、相手の顔さえ見えなくても女性の目を意識したり、これから女性に見られると思うだけで思考力が低下してしまったということになる。

これまでの研究で、人に好印象を与えようと意識すると脳の働きが鈍くなることが実証されていることから、男性は潜在的な異性の存在を意識しただけで自分を良く見せようと神経をすり減らす傾向にあると言える。

実験を行ったノウツ氏らは、男性は女性に比べて、異性に好印象を与えて子孫を残す機会を増したいという本能が強いためではないかと推察している。それにしても、男性は会ってもいない異性を意識しているのに、女性側は何の意識もしていないことが多いと思うと、なんだかそれだけでドっと気疲れしてはしまわないだろうか。

参照元:SCIENTIFIC AMERICAN.com(英文)

photo:Rocketnews24.


このニュースをロケットニュース24で読む

●関連記事

ロケットニュース24

トピックスRSS

ランキング