坂本龍一が語る電気自動車・家庭用電力の未来とは / オーナーも納得の100%電気自動車『日産リーフ』機能まとめ
ロケットニュース24 / 2012年3月21日 15時0分
2010年12月の販売開始から、国内の累計販売台数1万2千台、全世界で2万5千台を突破した日産の100%電気自動車『リーフ』。リーフのオーナーとしては俳優の松山ケンイチ氏やテニスプレイヤーのクルム伊達公子氏が有名だが、2012年3月18日、そのなかの一人である音楽家の坂本龍一氏と作家の村上龍氏らがお台場の『グランパシフィックLE DAIBA』にて、150人のリーフオーナーたちと『Nissan LEAF the new owners’ meeting 2012』イベントを開催した。
そのなかでは坂本氏が住まいのニューヨークでリーフに乗りたいが、バッテリーが届かず乗れていないなどのちょっと面白いエピソードや、電気自動車を活用した生活やクルマ社会の未来についての議論が交わされたのだが、いったいなぜリーフのオーナーたちはここまで熱くなることができるのだろうか? それには『リーフ』の画期的な機能に非常に満足し、100%電気自動車を積極的に活用しているからだと考えられる。
今回はオーナーも納得の、日産リーフのスゴさをおさらいしたいと思う。
1.最大200キロメートルの走行距離
JC08モードを使用した場合、一回の充電での最大走行距離は200キロメートルと非常に長い。もちろんエアコンを使用したり運転の仕方によって走行距離は異なるが、一度に100キロ単位で走ることがまれな場合は十分すぎる走行距離である。
2.スマートフォンや携帯電話から充電・エアコン起動
携帯電話からリーフのマイページにアクセスすることで、直接操作しなくてもバッテリーの状態確認・充電や乗る前にエアコンを起動させ、社内の空調を操作することができる。また、Androidアプリからもアクセス可能だ。
3.インフラ整備も良好
リーフのナビから確認できる充電施設も、全国で2011年10月時点で3500基設置。30分でバッテリーを80%チャージできる急速充電器も2015年までに5000台設置される予定というから、今後おそらく充電に困ることはなくなるだろう。
4.EV車専用のナビゲーションシステム
緊急時に助かる24時間のオペレータサービスや、ニュース、天気予報、レジャー、食事処案内など100以上のコンテンツがあり、音声読み上げでラジオのように楽しめる「情報チャンネル」など、カーライフを充実させてくれる機能も。
5.リーフに充電されている電力を自宅で使える『LEAF to Home』システム
特に注目すべきは、リーフに搭載されている「LEAF to Home」システム。これを利用することにより、充電した電力を家庭の電力として使用することができる。満充電の状態では一般家庭2日分の電力に相当し、停電時などの緊急事態に備えることが可能だ。
坂本氏はイベントのなかで「電気はいろいろな方法で作ることができる。個人の家で電気を作って、使う時代が来るのではないか」と語っており、今後発電から電力の管理まで自宅で行う時代が来ると予想していた。確かに太陽光や風力での自家発電や、エネファームなどの家庭用燃料電池コージェネレーションシステムと『LEAF to Home』システムを使用することで大幅に電気代の節約をしたり、災害時の電力確保に役立てることは可能かもしれない。
これだけ多くのオーナーたちを魅了している、走りだけではない日産『リーフ』の充実した機能。今後電気自動車が普及するのか、日産のビジョンや活動にかかっていると言っても過言ではないだろう。
参考リンク:日産リーフ
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