【おはよう短編小説】お金がないなら木の実をもぎって食べて生きていけばよい

ロケットニュース24 / 2012年3月26日 7時0分

【おはよう短編小説】僕は黒田賢一です。16歳の高校生で、部活動はテニス部に入っています。新聞とかインターネットのニュースを読んでいて知ったのですが、会社がつらいだの、給料が少ないだの、失恋しただの、友だちがいないだの、毎日が楽しくないだの、生きている価値がないだの、とにかく不満に思っている日本人が多くいるらしいですね。

だったらどうしてその生活から抜け出さないのでしょうか? 仕事が嫌なら別の仕事をすればいいのに。再就職が面倒臭いのかな? それとも、再就職できないかもしれないから不安なのかな? でもよく考えて。不安って、自分の能力のなさから生まれるものじゃないの?

能力があれば、不安なんて生まれないでしょう? 自分にできるかどうかわからないから、自信がないから、スキルがないから、不安が生まれるんじゃないかな。どうなるのかある程度の未来がわかっていれば、不安なんてなくなると思うんだよね。

たとえば、1メートルの幅の亀裂が地面にあって、それくらいならジャンプをすれば飛び越えられるよね。ジャンプする前から「飛び越えられる」って予測できるから不安はないよね。でも2メートルの亀裂だったらどう? もしかしたら落ちるかもしれない。2メートルをジャンプできる能力が自分にないかもしれない。だからジャンプしてしまうと、数秒後の未来、亀裂から落ちている自分がいるかもしれないよね。それが「不安」というものだと思うんだ。

きっと世間の人たちは、不安だらけで新しい行動に出られないんじゃないかな。あなたもそうかもしれないよね。今の状況は嫌だし不満もあるけど、給料が出ているだけマシだと考えちゃうんだ。だから不安なことには手を出せないし、冒険ができない。みんなそうやって年老いていくのかな? 16歳の僕がいうのもなんだけど、そういう生き方は無難だと思うし間違いじゃないと思うよ。

だけど僕はそんなのは嫌だな。たとえホームレスになったとしても、餓死してしまったとしても、やりたいことをやれる人間でいたい。そもそも絶対に餓死なんてしないけどね。お金がないなら木の実をもぎって食べて生きていけばいいんだよ。

「日本じゃ木の実を食べて生きるなんてできない」とか御託(ごたく)を並べるのが日本人の得意技だけど、だったら海外に行ってそういう生活をすればいいじゃない。いろいろ理由つけて「やらない理由」とか「やれない理由」をつけるのは無能人間のすることなんだよね。とりあえず否定するという。僕はそんな日本人になりたくないな。

僕の考えを担任の新田先生に言ったら「人生そんなに甘くないんだぞ」とか言ってた。先生の人生を否定はしないけど、先生がそんなに厳しい人生を歩んできたようには思えない。嫌でつまらない仕事を続けていくのが正しい人生なら、そんなの本当に無意味だよね。それこそ甘くない「しょっぱい人生」だよね。僕は好きなことをして甘い人生を歩きたいな。


このニュースをロケットニュース24で読む

●関連記事

ロケットニュース24

トピックスRSS

ランキング