【おはよう短編小説】カレンダー上の連休にしかパーッとできない日本人の民族性

ロケットニュース24 / 2012年4月12日 7時0分

【おはよう短編小説】こんにちはー、伊藤です。大学生やってます。ゴールデンウイークになるとね、毎年いつも思うんですよ。テレビとかに「ハワイに行ってきましたー♪」とか、「ニューヨークで楽しんできました☆」とか言ってる家族連れやカップルがいるじゃないですか。

あの人たちって、日頃がそんなに苦痛なの? どうしていちばん混む時期に、いちばん高額な旅費の時期に海外に行くの? それほど日常が辛い生活をしているのかな? そのときにしか休めないのはわかるよ。でもさ、それって、社畜ってことじゃないの?

あまりにも日常生活がつらくて、あまりにも仕事がつらくて、おもしろくなくて、ストレスだらけで、連休の日ぐらい海外に逃げたいっていう気持ちなんじゃないの? さっき僕は「その日にしか休めないってのはわかるよ」って言ったけど、そもそも有給があるんだから、そんときに行ったほうが格安だし混んでなくて良くない?

有給、なんでまとめてとったりしないの? やっぱり社畜なの? 社畜だから会社優先に考えて自分や家族や恋人を犠牲にしているの? 仕事も大切だよ。それはわかるんだ。だけど、自分の人生って仕事がメインじゃなくて私生活がメインであるべきじゃない?

だったら、私生活より仕事の方が優先順位が上っていうのはおかしいことだよなあ。僕は、ゴールデンウイークに海外に行くなっていってるんじゃないよ? ゴールデンウイークだろうが、シルバーウイークだろうが、3連休だろうが、有給だろうが、自由でいいと思う。

誤解がないようにいっておくけど、僕が思っているような社畜ばかりがゴールデンウイークに海外に行くとは思ってないからね。ブルジョワな人は高額な時期でも行くでしょうね。「仕事が楽しくて仕方がないから休めない! だからゴールデンウイークはパーッと遊ぶんだ♪」という人もいると思うしね。そこに対する偏見はないよ。

僕がいいたいのは、仕事を優先にして、カレンダー上の連休にしかパーッとできない日本人の民族性の根本には、社畜根性があるんじゃないかってこと。それでね、ゴールデンウイークのUターンのあたりになるとテレビ局がまた空港取材するんだ。

リポーターが「海外はどうでした?」って聞くと、必ず「楽しかったです。でもこれから仕事があると思うとね! つらいですね(笑)」って言っている家族連れのパパがいる。有給とればいいじゃん! そもそも、それって仕事がつらい作業になっているってことじゃん。

やっぱり、仕事がつらくて、ストレスがたまりまくってて、社畜系の人が海外に行くのかなあ。これをね、大学の教授に話したら「そう思ったとしても口に出さないほうがいいよ。偏見だから」って言うんですよ。口に出して言ってしまうと、実際にそういう人たちから怒りを買うらしい。いろいろ正当な理由つけて反論されるからそんなことは言うなっていわれた。
 


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