奇跡の生還! 死産と判断された超未熟児の赤ちゃんが遺体安置所の冷凍室で生きていた

ロケットニュース24 / 2012年4月17日 9時0分

奇跡の生還! 死産と判断された超未熟児の赤ちゃんが遺体安置所の冷凍室で生きていた

まるで奇跡が起きたかのように感動的であり、同時に憤りも覚えるようなニュースがいま世界中に衝撃を与えている。

舞台は南米アルゼンチン。妊娠していたアナリア・ボウテットさんは、予定日よりも2カ月半早く出産の時を迎えた。体重482グラムという超未熟児で生まれてきた女の子には、脈拍、呼吸、体温などを確認することができず、誕生から間もなくして死産と判断された。その後すぐに、赤ん坊は遺体安置所である冷凍室へと運ばれたという。

その日の夜、悲しみに暮れるアナリアさんと夫のファビアンさんは、せめて最後に我が子の姿を一目見たいと病院側に申し出た。二人の願いは聞き入れられ、病院スタッフとともに冷凍室へと向かった。ファビアンさんはその時の様子を次のように語っている。

「娘は木製の棺に入れられており、蓋は釘でとめられていました。私が深呼吸をして蓋をバールでこじ開けると、娘の身体が白い布で覆われているのがわかりました。妻が娘の小さな手に触れ、顔を覆っていた布を取ったその瞬間に、死産だと言われたはずの我が子が泣きだしたのです」。

このときすでに、赤ん坊が冷凍室へ入れられてから10時間以上が経過していたという。突然のことにアナリアさんは、「自分が夢を見ているのかと思った」と話している。彼らはこの女の子に「Luz Milagros」と名付けた。スペイン語でLuzは光、Milagrosは奇跡を意味している。

まさに奇跡のような出来事に病院関係者も驚きを隠せない状況だ。病院側によると「産科医や婦人科医、新生児学の専門医など複数の医者が誕生直後の赤ん坊の状態を確認しており、全員が死産という同じ結論に至った」とのこと。

現在は調査中であり、これ以上のことは説明できないとしているが、同国保健省の担当者は、「この出産にかかわったすべてのスタッフに責任がある。徹底的に調査を行い、きちんとした説明をしなければならない」と発言している。

女の子は現在も集中治療室での治療が続いているようだが、容態は徐々に良くなってきているとのこと。調査の行方も気になるところだが、とにかく赤ん坊が奇跡的に無事であったことがなによりだ。両親が最後にもう一度娘の姿を見たいと申し出ていなかったら……と思うと恐ろしくもあり、憤りさえ感じる出来事である。

参照元:Mail Online(英文)、YouTube newsatday


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