パパママ必見! 親と口ゲンカする子は「悪の誘い」に流されにくい

ロケットニュース24 / 2012年6月25日 8時0分

思春期の子どもの口答えは、多くの親の悩みの種だろう。子どもが反抗せずに素直に言うことを聞いてくれたら親は楽だろうし、家族間の言い争いは少ない方が良いに決まっている。

ところが最近の調査で、親とよく口ゲンカをする子はそうでない子に比べて、薬物使用や未成年飲酒などの非行に走りにくいということがわかった。

調査を行った米国バージニア大学の心理学者らは、13歳の男女150人が母親と議論する様子を観察、記録した。親と自分の意見が違っても親の言うことを受け入れる子、口論になっても自分を曲げない子などさまざまだった。

その3年後に彼らの生活実態調査を行ったところ、日頃親に従順な子は、アルコールやドラッグの経験者の割合が高かったのに対し、親に反対されても自分の意見をはっきり述べる習慣のある子は、友人から非行の誘いがあってもはっきり断る傾向が見られた。

また自信を持って自らの考えを話す力のある子は、他者との交渉術にも長けていることが会話分析から明らかになった。

発表を行った同大学のジョセフ・アレン教授は「家庭は他者とのかかわり合いを訓練する場です。思春期の子どもは『議論する力』を持つことで、非行に流されにくくなります。意見の対立は親には喜ばしくなくても、家族間で培われたコミュニケーション能力が、自分の意見への自信、自立心を育てるのです」と述べている。

自分の考えを述べることなく親の意見を容れることは、平穏な家庭環境を生むかも知れない。しかしその一方で、人と違う意見を主張するのが苦手、友人の誘いを断って孤立するのが心配でつい流されてしまうという、「受け身」の姿勢をも作るということだろう。

親にとっては従順な子の方が子育ては簡単かも知れない。しかし親の言うことを聞く子が幸せな人生を歩めるとは限らないのだ。一方的な言葉を押し付けたり、子どもの考えを頭ごなしに否定したりせず、日頃から互いの意見を尊重して冷静に意見交換ができる場を作ってあげることが望まれる。

その時は対立を生むとしても、時にはお子さんととことん議論を交わしてみてはいかがだろうか。

参照元:DailyMail(英文)

photo:Rocketnews24.


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