【世界最強ピザの旅】イタリア・ミラノ『Pizzeria Spontini』のピザ / 豪快かつ庶民的で繊細な逸品

ロケットニュース24 / 2012年6月28日 11時0分

【世界最強ピザの旅】イタリア・ミラノ『Pizzeria Spontini』のピザ / 豪快かつ庶民的で繊細な逸品

今回ご紹介するピザは、イタリア・ミラノにある『Pizzeria Spontini』(ピッツェリア スポンティーニ)のピザ。最近はガイドブックにも載るようになってしまったが、いまも昔からの味を保って作り続けている。

そもそもこのピザ屋は観光客が行く地域にはなく、特に日本人観光客はガイドブックに載っていない限り行かない場所。もともと地域住民が愛するピザ屋であり、庶民の味なのである。

しかし実のところ「庶民の味」とか「本場の味」なんていう言葉は、すでに皆さんも飽きているのではないだろうか? そういう店に行ったけれど普通だったという人もいるはずだ。そんな人にこそ、『Pizzeria Spontini』に行ってほしい。なぜならば、「庶民の味」と「奇抜なセンス」の双方を兼ねそろえたピザだからである。
 
・美味しいピザ屋の共通点がここの店にもある
イタリアにおいて、美味しいピザ屋の共通点というものが3つ存在する。大衆食堂であること、激安であること、店員が気さくであること。ナポリの『da Michele』もそうでし、『Pizzeria Spontini』もその条件がすべて整っており、味に期待するなというほうがおかしい。
 
・極厚パン生地が驚異的レベル
スタッフが持ってきたピザをはじめてみた人は、目をむいて驚くことだろう。そこにはイメージしていたイタリアピザの姿はないはずだ。そこにあるのは、今までに見たことがないほど厚いパン生地の料理。しかし、チーズとトマトソースがのっているので「ピザなんだな」という認識をすることができる。
 
・フカフカとザラリの共存 / そしトロ~リの逆襲
パン生地は驚くほど厚く、そしフカフカだ。焼きたてパンのようにアツアツでフカフカでありなから、外側はカリッとした食感。そして注目して欲しいのが(嫌でも感じることだが)、パン生地の裏側である。カリカリとフワフワの中間のようなザラリとした食感で、さらに油分が焼けた香ばしい風味を出しているのである。
 
・根本的に普通のピザとは違う存在
専用の丸い型にパン生地をのせ、そこにトマトソースとチーズを盛り付けて釜で焼く。するとチーズの油分やオリーブオイルがパン生地に浸透し、それが型の底にたまって「フライド」という調理が生まれるのだ。それが、香ばしさとザラリとした食感を生むのである。
 
・美味しくないはずがない
チーズの芳醇な美味しさ、トマトソースの酸味と甘味、パンのフワフワ食感と小麦のウマミ、揚げ物のようなクリスピーな食感と香ばしさ。それらが合わさってまずくなるはずがない。そして、見た目にも強烈なインパクトを与える「必然的に意図せずエンターテインメントになってしまったピザ」なのである。
 
・食べに行きたい人に注意点がひとつ
食べに行きたい人に注意点がひとつ。ミラノ中央駅から徒歩で行く場合、治安の悪い地域を通ることになる。基本的に問題はないと思うが、トラブルはいつどこで発生してもおかしくない。地下鉄を使用するか、もしくは2~3人で移動するようにしよう(とはいえ女性だけのグループなら地下鉄かタクシーをオススメする)。過剰に心配する必要はないが、念のため。
 
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 Pizzeria Spontini(ピッツェリア スポンティーニ)
住所 Via Gaspare Spontini Milano Lombardia Italiana
時間 11:45~14:30 / 18:00~23:30
休日 月曜日(要確認)
 
Correspondent: Kuzo


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