フランスマクドナルドをもとに作った日本マクドナルドの『ル・グラン』は元祖よりウマイのか!? フランスに行って食べ比べしてみた

ロケットニュース24 / 2012年7月19日 12時0分

フランスマクドナルドをもとに作った日本マクドナルドの『ル・グラン』は元祖よりウマイのか!? フランスに行って食べ比べしてみた

日本マクドナルドが、フランスマクドナルドの商品を改良して作ったハンバーガー『ル・グラン』の販売を開始した。この記事の読者の皆さんのなかには、すでに食べたという人もいるのではないだろうか?

今まで、ビッグアメリカシリーズとして北米をイメージしたハンバーガーを販売したことがある日本マクドナルド。しかし今回は、すでに海外で売られているハンバーガーをもとにアレンジし、日本向けとして販売している。

だけど元祖よりマズイなら「アレンジをする意味」ってないよ? 本当にウマイの? ということで、実際にフランスに行って食べ比べをしてみた。はたして日本マクドナルドの『ル・グラン』は、元祖フランスより美味しかったのか!? 
 
・『ル・グラン ソーセージ』は論外です
日本マクドナルドは『ル・グラン』シリーズとして、『ル・グラン トマト』と『ル・グラン ソーセージ』を販売している。基本構成は同じだが、トマトが入っているかソーセージが入っているかの違いがある。『ル・グラン ソーセージ』は比べるまでもなく月並みな味なので評価対象から外した。

ソーセージはボンヤリとした味をしており、美味しいのかマズイのかわからない平凡な味をしている。ソーセージとビーフパティとの間に具が入っていないため、しかもソーセージに「塩分」しか味に特徴がないため、2種類の肉が重なって「単なるひとつの肉の塊」と化している。まずくはないがプロが胸を張って作る味ではない。せめて間に何かしらの壁を作ってあげるべきだった。
 
・総合評価としては日本の勝ち
よって今回は『ル・グラン トマト』とフランスマクドナルドの同類のハンバーガーを比べてみることにした。結論からいえば「パンはフランスのほうが天と地の差があるくらいウマイが、総合的には日本のほうがウマイ」。評価としては日本の勝ちということになるだろう。
 
・野菜がソースの濃さをベストな状態に
決定的なのは具のジューシーさ。フランスをはじめヨーロッパのパンは硬めで香ばしく、非常に食欲をそそる風味をしているのだが、ビーフパティとトマトに水分と油分が少なく、モッサリとした食感になってしまいがちだ。その点、日本の『ル・グラン トマト』はしっかりと新鮮でジューシーな野菜を使いつつ、その潤いでソースの濃さをベストな状態にし、味のバランスと食感を整えている。
 
・定番+新しさ=飽きのこない味
マクドナルドの料理は開発が非常に難しいと思う。なぜなら「定番の肉の味」を残しつつ「新しさを感じる味」をプラスし、最終的に「飽きのこない味」を生み出さなくてはならないからである。そういう点でいえば、『ル・グラン トマト』はビーフパティで「定番の味」を残し、絶妙な水分量のパンとジューシィーでウマミのある野菜で「新しさを感じる味」を創りだしている。
 
・ビッグアメリカシリーズの失敗が生かされている
重要なポイントのソースだが、ビッグアメリカシリーズのように「塩分の強さ」だけが際立つという失敗を反省したのか、しっかりとウマミで客を満足させるソースになっている。レストランは濃い味付けで印象に残る「満足感を感じる味」を作ろうとしがちだが、この『ル・グラン トマト』にはそれがない。
 
・分析
ソースのキリッとした酸味と、トマトの爽やかな酸味が絶妙である。そして、濃厚ながら決してビーフパティよりも強く自己主張することのない豊潤なチーズが「味に奥行きを作る」。それによって、爽やかな味だけでなく肉が本来持っているウマミを強く前に出すことに成功し、「飽きのこない味」を感じとることができる。とても美味しい。
 
Correspondent: Kuzo


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