「怒りっぽい性格」は脳卒中になるリスクが2倍になることが判明 / タバコと同じくらい身体に悪いという研究結果

ロケットニュース24 / 2012年9月4日 8時0分

「怒りっぽい性格」は脳卒中になるリスクが2倍になることが判明 / タバコと同じくらい身体に悪いという研究結果

呑み過ぎない、食べ過ぎない、適度な運動をするなどなど、健康を維持するために日頃から色々と気を付けているという方は多いだろう。そんな方は、性格や行動パターンにも気を付けた方がいいかもしれない。

「タイプA」と呼ばれる攻撃的で怒りっぽい性格の人は、脳卒中になるリスクが健康な人よりも2倍も高いことが最新の研究で判明した。そのリスクの高さは喫煙経験者と同レベルなのだ。

この研究結果を発表したのはスペインのサンカルロス大学病院の研究チーム。彼らは、過去に脳卒中を発症したことのある150名の成人と同じ地域に住む無作為に選ばれた健康な成人300名を比較研究した。研究対象者の平均年齢は54歳。彼・彼女らの日々のストレス度を不安の有無やうつ症状、一般的な健康状態、行動パターンに基づいて分析した。

その結果、慢性的なストレスは脳卒中のリスクを高めるという結論に達した。また、とりわけ性格的な特徴が大きな影響を及ぼしていることが判明。「タイプA」と呼ばれる競争心が強く、攻撃的、イライラしやすく、怒りっぽいという性格的な特徴がある人は脳卒中にかかるリスクが比較対象の健康な人の2倍という結果になったのだ。これは、喫煙経験者と同レベルのリスクの高さだった。

だが、さらに高いリスクを示したグループもあった。それは、親友や近親者との死別というような特に精神面への打撃の大きい出来事を前年に経験したグループだった。彼らは脳卒中になるリスクが健康な人々の4倍も高かったのだ。

このように、いかにストレスが脳卒中のリスクを高めるかを示した今回の研究結果。攻撃的で怒りっぽい性格がリスクを高める要因となるのも、要はストレスを溜めやすい点が問題なのだろう。研究を行ったスペインのサンカルロス大学病院の神経学者Jose Egido博士は、「行動パターンによって、ストレスが多い生活にどれだけ順応できるかが変わる」と話す。

ストレスを減らせるか、またはストレスを感じる状況に陥ってもいかに順応していくかが、健康な生活のポイントのようだ。心の健康と身体の健康は切っても切れない関係なのである。

(文=佐藤 ゆき
参照元:Mail Online(英文)
photo:flickr B Rosen


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