【男の美学】72年間一日も欠かすことなく同じバーで一杯のビールを飲み続ける男

ロケットニュース24 / 2012年9月17日 22時0分

【男の美学】72年間一日も欠かすことなく同じバーで一杯のビールを飲み続ける男

本当のぜい沢とは一体何だろうか? おそらくその定義は人によって異なるだろう。特に男性であれば、自分なりのこだわりがあるに違いない。趣味や嗜好品に没頭している時間は、「至福」というに相応しいのではないだろうか。

とあるイギリス人男性の場合は、いつも決まったバーで一杯のビールを飲むことが最高のぜい沢であった。彼は1940年から現在にいたるまで、実に72年間もその習慣を絶やすことがなく、90歳の誕生日を迎えるにあたって、お店や友人に祝福されたのである。
 
年金を受給して生活しているアーサー・リードさんは、毎日午後3時に行きつけのパブ「グリフィン」で一杯のビールを飲む。イギリスビール「カレッジ」のビター、これを1パイント(約470ミリリットル)飲むことに決めていた。気分がいい時には、もう半分。そのこだわりも月日を重ね、72年が経過していた。彼は若かりし日について、こう振り返っている。
 
「わしは毎日、朝早く起きたもんだ。週に80~100時間働いても、微々たるお金しか稼げんかった。休みなんてものはありゃせん。とにかく死にもの狂いで働いた。そんな生活でパブに来るのが楽しみで仕方なかった。わざわざ遠くまで、楽しみを探しに行く気持ちがわしにはわからん。もう随分長らくパブに通ってきたが、これからの人生は、少しでも長くパブに通い続けたいというのが望みだ」
 
12歳で学校を卒業すると、20年間農場で住み込みで働き、その後に地方の採掘場で働いた。第二次世界大戦中は病気にかかっていたために徴用されることはなかったそうだ。これまでに結婚した経験はなく、もちろん子供もいない。パブに通うことは、彼の生活そのものであった。

お店のマネージャーは、「彼はお店のすべての人と友達です。私がこれまでに出会った、もっとも素晴らしい人物です」と、彼が常客であることを誇らしく語っている。

本当のぜい沢とは何だろうか? もしもあなたが大人の男性であれば、自分なりの答えを持っていることを願う。アーサーさんのように、72年も継続することは難しいかもしれないが、できるだけ長く愛するものを持っている方が、味わい深い人生を歩むことができるだろう。

参照元:Metro.co.uk(英語)


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