濡れた指がふやけるのには理由があった!! 研究者「進化の結果だと考えられます」

ロケットニュース24 / 2013年1月11日 18時0分

濡れた指がふやけるのには理由があった!! 研究者「進化の結果だと考えられます」

長風呂をしたり、長時間洗い物をしたりすると手や足の指がしわしわにふやけてしまう。この指のふやけが起こる理由を考えたことがあるだろうか?

英国ニューカッスル大学の研究チームによると、この指のふやけは「進化的発生」によるものだという。滑りやすい場所で走ったり、川の中から食料を採取することができるようになるために身体が進化していった結果だというのだ。

英国ニューカッスル大学の研究チームは次のような実験を行った。実験参加者にビー玉や釣り用のおもりといった物を一つの入れ物から別の入れ物に移動させるように指示した。移動させる物の一部は水に浸かっており、また参加者は乾いた手でつかむ人と30分ほどお湯に浸かってしわができた手でつかむ人に分けられた。

その結果分かったことは「移動させる物が水に浸かっていた場合、ふやけた指でつかんだ方がすばやく移動できる」ということである。一方で、水に浸かっていない乾いた物を移動させる場合には、指が乾いていても、ふやけていても移動のスピードに差は無かったそうだ。

この結果に関して「太古には水に濡れて指にしわが生じることで、湿った草木や小川の中からも食料を採取しやすくなった可能性がある」と研究チームの1人はコメントしている。

水に濡れてしわができるのは手の指だけでなく、足の指も同様だ。足の指についても「湿った場所で走ったり歩いたりするときに、しわによって大地との摩擦が生じるように進化していった可能性がある」と論じている。

この「指のふやけ=進化発生」論。今となってはあまり実感がもてないが、もしかしたら指がふやけるおかげで洗い物をする時に食器が手から滑り落ちたり、風呂場やプールで走って転ぶといったことも結構防げているのかもしれない。

(文=佐藤 ゆき
参照元:Mail Online(英文)


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