デスクワークの人は注意「1日6時間以上座っているとガンと糖尿病のリスクが高まる」という研究結果

ロケットニュース24 / 2013年2月28日 12時0分

デスクワークの人は注意「1日6時間以上座っているとガンと糖尿病のリスクが高まる」という研究結果

運動量や食習慣など、健康のために気をつけるべきことは色々あるが、今後はそれに「座っている時間の長さ」も付け加えてほしい。最新の研究で「1日に座っている時間が長いほど、より多くの健康への害が生じる」ことが分かったそうだ。特に、1日に座っている時間が6時間以上であると、ガンと糖尿病にかかるリスクが上昇するとのこと!

研究を行ったのはカンザス州立大学の研究チーム。オーストラリアのニューサウスウェールズ州の45歳から65歳の男性、26万7000名を対象にした大規模かつ長期的な加齢と健康に関する調査の一部として行われたものだ。

調査では、4時間未満、4~6時間、6~8時間、8時間以上と、一日に座っている時間の長さごとに対象者を4つのグループに分けて、各グループの健康状態を調査した。

その結果、座っている時間が4時間未満のグループに比べて、4時間以上のグループはガンや糖尿病、心臓疾患、高血圧の症状が見られる傾向が高いことが判明。運動量や収入、教育レベル、体重、身長といった要素を考慮しても、こうした症状は座っている時間が長いほど発症する傾向が高いという結果になったのだ。

また、肥満指数のBMIが同じでも、座っている時間が長い人ほど慢性的な病状を抱えていることが分かったそうだ。つまり「座っている時間」が健康状態を測る非常に重要な指標となっているとのこと。

「運動量が多い人ほど、慢性的な病気にかかるリスクが低くなることはよく知られていますが、同様に座っている時間の長さも健康に大きな影響を与えるのです」と研究を行ったリチャード・ローゼンクランツ教授は話す。なお、今回の調査対象には女性は含まれなていなかったが、同様のことは成人女性にも当てはまるだろうとのこと。

座っている時間が長いとなぜ慢性的な病気の発症につながるのか、直接的な因果関係は不明だ。座っている時間が長ければ、自ずと運動量も少なくなるというように他の要因ももちろん関連しているはずだ。

が、ともかく「座っている時間」は今後の健康状態を左右する重要なファクターであることは間違いないようだ。健康のためにも、座っている時間を意識した方がいいかもしれない。

(文=佐藤 ゆき
参照元:Mail Online(英文)
photo:Rocketnews24.


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