「風邪をひいているときの運転はビール約2リットルを飲んで運転するのと同等の危険性がある」との研究結果

ロケットニュース24 / 2013年2月28日 18時0分

「風邪をひいているときの運転はビール約2リットルを飲んで運転するのと同等の危険性がある」との研究結果

飲酒運転が非常に危険な犯罪行為であることは周知の事実。しかし、その飲酒運転と同じくらい危険な運転状況が日常に潜んでいることをみなさんはご存じだろうか。

最新の研究によると、風邪をひいている状態での運転は、約2リットルのビールを飲んで運転するのと同等の危険性を伴っていることが明らかになったそうだ。これは免許を持っている人ならば、誰にでも起こり得る状況であるだけに知っておいて損はないだろう。

英カーディフ大学のアンディ・スミス教授が、風邪をひいている男女50人を対象に実験を行った。物事に対する被験者たちの反応時間や注意力などを調査し、風邪をひいていないときや飲酒後のときと比較した。

すると、飲酒時の反応時間は通常よりも0.015秒遅いのに対し、風邪をひいたときの反応時間は0.036秒も遅くなっていることが判明。また、体調が良好なときと比べて、風邪をひいたときの注意力は3分の1にまで落ちることも明らかになった。

教授によると、「風邪をひいている状態は、ビールを1.7~2.3リットル飲んだときと同等の危険性を秘めていることがわかりました。さらに、反応時間や注意力の減退だけでなく、風邪によるくしゃみ一回につき前方不注意になる時間が約3秒間あることも明らかになったのです」とのこと。

「風邪の症状の悪さにかかわらず、被験者たちにはこれらの影響がみられました。風邪をひいたときに運転する場合は、この事実を知っておくだけでもリスク回避につながると思います」と、教授はアドバイスしている。

今回の研究はイギリスで行われたものであるため、体格やお酒の分解能力などの違いにより、多少日本人と異なる可能性は否定できない。しかし運転時に限らず、体調が悪いときの注意力欠如などは、みなさんも経験があるだろう。風邪をひくと、このような悪影響があることを覚えておいて損はないはずだ。

参照元:Mail Online(英文)
photo: flickr Mosman Council


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