【永遠の愛】記憶障害に苦しむ妻に「二人のすべてが詰まった日記」を読み聞かせ続ける夫

ロケットニュース24 / 2013年3月8日 10時0分

【永遠の愛】記憶障害に苦しむ妻に「二人のすべてが詰まった日記」を読み聞かせ続ける夫

あるひとつの愛が世界に大きな感動をもたらしている。91歳のJack Potterさんは、93歳の妻Phyllisさんがいるイギリス・ケントの老人介護施設を毎日訪れ、あることを行っている。

認知症を患い、記憶障害に苦しむ妻に、Jackさんは二人のすべてを書き記してきた日記を読み聞かせ続けているのだ。この日記は、70年以上もJackさんによって書き続けられており、そこにはまさに二人のすべてが詰まっている。

二人は戦争時代の1941年に舞踏会で出会い、JackさんがPhyllisさんに一目惚れ。そして彼は兵舎に戻るなり、1941年10月4日の出来事として日記にこう書きつづった。

「非常にすばらしい夜で、とても素敵な女の子と踊った。また彼女に会えたらいいな」

16カ月後、二人は見事結婚し、Jackさんは子ども時代から続けてきた自分の日記に、二人分の生活を書き記していくこととなった。その時からずっと同じ時間を過ごしてきた最愛の妻Phyllisさんについて、Jackさんは次のようなことを話している。

「昨日のことのように、彼女と初めて出会った時のことを覚えています。彼女は私に近づいてきて、ダンスに誘ってくれたのです。彼女は素晴らしいダンスの相手で、私より年上でした。とても素敵な女性だと思いました。そして今でもそう思っています」

「一目惚れで、すべてが上手くいきました。不思議なほどに」

「彼女と出会った後、家に帰り、日記に彼女と出会ったことを書き記したのを今でも覚えています。彼女のことが頭から離れなかったんです。なぜなら彼女との出会いが、人生を変えるものだと感じていたので」

「それから私たちはずっと一緒にいます。そして日記に私たちのすべての思い出と、私たちの間だけで分かるジョークを書き残してきました。私たちには子どもはいません。いつも二人で同じ時を過ごしてきたのです」

「(今の二人の生活では)Phyllisが何かを必死に話そうとし、私が彼女に日記を読み聞かせます。そして私が話しかけると、それに答えようと頑張ってくれるのです」

「Phyllisに会いに行くたびに、彼女は私をハグしようと両手を広げてくれます。病気を患っていますが、今でもとても愛情深い女性なんです」

Jackさん&Phyllisさん夫婦は、先月2013年2月に結婚70周年を迎え、老人介護施設で盛大にお祝いをした。そのことについて、Jackさんは次のように語っている。

「私たちと共に祝ってくれる人の量の多さに、ただただ圧倒されました。いつもは二人で一杯のワインとひと切れのケーキで、静かに結婚記念を祝っているのですが、今回彼らは何か特別なことをしてくれようとしていました」

「みんないつも尋ねてきます。幸せな結婚生活の秘密は、何なのかと。そう聞かれた時は、『なるようになる』と答えています。私たちは、この結婚70周年を目指したことは一度もありません。ただただ70周年になっただけなのです」

「私たちのモットーは、『なるようになる』です。物事の成り行きに従うだけです」

永遠の愛を思わせるJackさんとPhyllisさんの壮大なラブストーリー。きっとこれからも二人の心はひとつの日記を通して強くつながっていき、そしていつまでも色あせないその思い出と共に、最高に幸せな時を二人いっしょに過ごしていくことだろう。

参照元:Daily Mail(英文)
執筆:田代大一朗

▼Jackさん&Phyllisさん夫婦の写真はこちら:http://wp.me/p25BsW-1gB1


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