【長崎グルメ】トルコライスをトルコ風にアレンジした「トルコ風トルコライス」を食べてみた

ロケットニュース24 / 2013年3月19日 12時0分

【長崎グルメ】トルコライスをトルコ風にアレンジした「トルコ風トルコライス」を食べてみた

長崎県のグルメといえば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。カステラ? 皿うどん? ちゃんぽん? いやいや、お忘れいただきたくないものがあります。

それは「トルコライス」。ピラフとスパゲティ、トンカツを一皿に盛った料理で、東洋と西洋の架け橋の国、トルコをイメージしたものとされているます(起源には諸説あります)。

これをトルコ風にアレンジした、トルコ風トルコライスというメニューが存在するのです。え!? トルコ風トルコライスって、どういうことッ!! トルコをイメージしたのがトルコライスじゃないの?

・九州最古の喫茶店
このメニュー(正式名称:ヴェリートルコ)を提供しているのは、九州最古の喫茶店「ツル茶ん(つるちゃん)」。創業1925年のこのお店は、80年以上の歴史を持つ老舗中の老舗。戦時中の苦難を乗り越えて、現在まで営業を続けています。

・50年前にトルコライス誕生
お店がトルコライスの提供を始めたのが、1957年のことです。つまり今(2013年)から56年前にさかのぼります。九州全域で推定200軒以上のお店が、トルコライスを提供しているそうなのですが、おそらくそのなかでも、もっとも古い歴史を持つお店ではないでしょうか。

・次第に増えていったバリエーション
スタンダードなトルコライスが誕生して後に、次第にバリエーションが増えていき、現在メニューの載っているのは、以下の7種です。

トルコライス: ポークカツ、カレーソース
シーフードトルコ: エビフライ、シーフードクリーム
チキントルコ: チキンカツ、チキンフリカッセ(フランス風の煮込み)
ランタントルコ: エビフライ、ピリ辛クリーム
フリカンデルトルコ: ハンバーグ、デミグラスソース
テキトルコ: ビーフステーキ、ストロガノフ(ロシア風の煮込み)
Ryomaトルコ: ビフカツ、海鮮スパ、バターライス

いずれも創意工夫の末に生まれた、ユニークなメニュー。NHKの大河ドラマ『龍馬伝』にあやかって、Ryomaトルコというものも存在しています。これだけトルコライスにこだわって、バリエーションを設けている店もなかなか少ないのではないでしょうか。

・メニューに載っていないトルコ風トルコ「ヴェリートルコ」
現在はメニューに載ってないメニューが、トルコ風トルコライスの「ヴェリートルコ」です。お店のスタッフに尋ねると、注文に応じて頂けました。はたして、トルコ風トルコライスはどんな味なのでしょうか?

・ケバブをイメージしたステーキ
出てきた料理は、パッと見た感じ普通のトルコライスと大差ないように見えます。強いていえば、トンカツではなくステーキ風の肉が乗っているだけのような……。どうして「トルコ風」なのかとスタッフに聞くと、「トルコ料理のケバブをイメージしたステーキを乗せています」とのこと。羊肉かな? と思ってみると牛肉です。ケバブではありません、しかしこのお肉が、柔らかくて激ウマ! 噛むとジュワっと肉汁があふれます。ケバブじゃないけど、これはこれでOK!

・ピリ辛ピラフとペペロンチーノ風スパゲティ
このお肉の下には唐辛子で仕上げたピリ辛のピラフと、ニンニクのきいたぺペロンチーノ風のスパゲティ。いずれも食べていて心和む懐かしい味わい。ピラフというよりも焼き飯、パスタというよりもスパゲティ。大正時代から親しまれた喫茶店の洋食です。ちなみにこのメニュー、なぜ「ヴェリートルコ」と名付けられているかというと、ヴェリーダンスが由来なのだそうです。

・トルコらしいかと言われれば……
トルコらしいかと言われれば、正直そこまで「トルコ」感はありません。しかし、食べる価値は十分にあります。80年以上続く歴史に裏打ちされた、優しい味を堪能できるでしょう。

なお、このお店では長崎風ミルクセーキも提供しています。これは日本で浸透しているミルクセーキと異なり、ドロドロしていません。見た目はアイスクリームそのもの。飲むというより食べるという方がふさわしいでしょう。長崎を訪れた際には、トルコ風トルコライスと合わせて、長崎風ミルクセーキもチェックしてみてください。

■訪問店舗 ツル茶ん
住所 長崎県長崎市油屋町2-47
営業時間 9:00~22:00
定休日 無休

Report:フードクイーン・佐藤


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