【注意喚起】1000円カットにジョニーデップの写真を持参して「ジョニーデップみたいにしてください」と頼んだらこうなった

ロケットニュース24 / 2013年3月28日 11時0分

【注意喚起】1000円カットにジョニーデップの写真を持参して「ジョニーデップみたいにしてください」と頼んだらこうなった

あなたはどこで髪を切っているだろうか? 床屋だろうか。美容院だろうか。それとも、格安で散髪してくれる通称「1000円カット」であろうか。簡単なヘアスタイルならば、1000円カットでも事足りるだろう。だがしかし……。

1000円カットに、難しいことを求めてはならない。安いのだから、「こうだ」と言われたら従うほかないのである。少々古い話だが、今から5年ほど前に私(筆者)が1000円カットに行った際、こんな失敗をしたことがある。

・髪の毛は伸びっぱなしの超ロン毛
2008年。東京都の某市に住んでいた私は、とてつもなく貧乏であった。散髪するお金もないほどの貧乏であり、髪の毛は伸びっぱなしの超ロン毛。散髪は年に一度、5000円程度のオシャレな美容室に行くと決めていた。

・近所に「1000円カット」のお店がオープンした
そんななか、近所に「1000円カット」のお店が堂々のオープン。歩いていける距離である。私は「1000円で切ってくれるなら年に5回は散髪できるじゃん!」と期待に胸が高鳴った。

・理容師にはオシャレな若手の兄ちゃんがいた
店を覗くと、理容師は2人。一人は寡黙なボス的なオジサンであり、もう一人はオシャレな若手の兄ちゃんだった。彼ならオシャレに切ってくれるだろう! 私はこの店での散髪を決意した。

・参考写真を用意した
1000円だけど、失敗は絶対にしたくない。ちゃんと理容師には「こうなりたい!」という意志を伝えることが重要であると聞いたこともある。ということで、私は参考写真を用意することにした。

・プリントアウトしたのは「ジョニー・デップ」
ネットで画像を検索し、8枚ほどプリントアウトしたのは「ジョニー・デップ」のバストアップ写真。ヘアスタイルはフンワリ系のミディアムヘアで、長さはアゴ〜口元のラインだ。

・ジョニー・デップにしてください
いざ入店して席につくと、ラッキーな事に担当はオシャレ兄さんだ。「どしましょ?」と軽い口調で聞いてきたので、恥ずかしげもなくジョニー・デップのプリント紙を彼に手渡し「こうしてください」と頼んでみた。

・写真をチラリと見ただけで「わっかりましたー」
するとオシャレ兄さんは、「ジョニー・デップっすかぁ?」と半笑いで返事をし、私が用意したプリント用紙をチラ見しただけで「わっかりましたー」と承諾した。本当に分かってるのか?

・透けて見えた嘲笑の表情
というか、この時の彼の態度が気になった。それはまるで、「こんな写真、1000円カットに持ってくんなよ(笑)」というような嘲笑の表情であり、笑いをこらえているようにも見えたのだ。

・「ザックリいっちゃいますよー」
「ザックリいっちゃいますよー」とオシャレ兄。もう彼に託すしかない。「お願いします」と私が言うと、彼は、まさに、まさに、「ザックリ、ザックリ、ザックリ」と大胆に髪を切った。

・10回以内のザックリで終了
そして、「ザックリ」が10回も聞こえないうちに、「こんなもんで!」と宣言し、手鏡を使って私の後頭部を鏡台に映した。私は「もう終わりかよ!」と思ったが、ちゃんと仕上がってるなら問題ない。

・そこにいたのはイヤミだった
だがしかし……。鏡台に写っていたのは、ジョニー・デップではなく『おそ松くん』の「イヤミ」だった。もしくは、お笑いコンビ『髭男爵』の「ひぐち君」だった。

・泣きそうになった
これのどこがジョニー・デップなんだ! どこが! 1ミリもジョニー感ないじゃんか! たしかに「ジョニー・デップにしてくれ」と頼んだのは俺だけど、身の程知らずな俺だけど……と考えると泣きそうになってくる。

・「これ以上、やりようがないッスわ(笑)」
一方、オシャレ兄は「長さ的にはこんなもんッス。お客さんはストレートなんで……」とか何だとか言っているが、その言葉の裏には「これ以上、やりようがないッスわ(笑)」という意志が感じ取れる。

・イヤミのまま帰った
小心者の私は、オシャレ兄に「ここをもうちょっと……」とリテイク注文する勇気もなく、イヤミ状態のまま店をあとにした。そして帰宅してから再度ジョニー・デップの画像検索をし、「ハッ」とした。

・まさかの深読み
もしかしてオシャレ兄は、ジョニー・デップはジョニー・デップでも、映画『チャーリーとチョコレート工場』のジョニー・デップを再現したのではなかろうか?と。それならイヤミカットも理解できる。

・さらば1000円カット
いずれにしても、私はその後、1000円カットに行くことはなくなった。最初で最後の1000円カット経験であった。そして「1000円カットに高望みした俺が間違いだった」と反省したのだ。

・彼は店から姿を消していた
ちなみに、オシャレ兄は1カ月以内に店から姿を消していた。やはり、“やる気” がなかったのだろうか。彼はいまどこで何をしているのだろうか。ジョニー・デップを見る度に、彼のことを思い出すのだ。<完>

Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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