中国版Twitterに対する検閲の徹底ぶりがハンパない! 「不適切な投稿」の多くは1時間以内に削除

ロケットニュース24 / 2013年4月4日 16時0分

中国版Twitterに対する検閲の徹底ぶりがハンパない! 「不適切な投稿」の多くは1時間以内に削除

中国は政府によるネット規制が厳しく実施されていることで有名だ。Facebook、Twitter、Youtubeなど世界とつながるサイトにアクセスできない。代わりに国内で人気を集めているのが中国版Twitterと呼ばれるWeibo。ユーザー数は3億人にも上る。

だが、そんなWeiboももちろんネット検閲の対象だ。しかも、その検閲は超絶な早さで行われているようだ。米国の情報科学者が最近調査したところ、Weibo上の「不適切な投稿」の多くが1時間以内には削除されることが分かったのだ。

・3500のアカウントを30日間追跡調査→削除されたアカウントは300
調査を行ったのはジェッド・クランダール氏とダン・ワラシュ氏の二人の米国人情報科学者だ。彼らはWeibo上の投稿に対する検閲がどれほどの速さで実施されているのかを調べるべく、3500のWeiboアカウントの投稿を30日間追跡調査した。

結果、調査期間中に消去されたアカウントはなんと300にも達したそうだ。また、消去されたアカウントの投稿は非常に速く削除されていた。つまり「要注意アカウント」としてマークされていた可能性が高いとのこと。

・「不適切な投稿」の多くが1時間以内に削除される
検閲のスピードもかなりのもののようだ。不適切な投稿の30パーセントは30分以内に削除され、多くは投稿後最初の1時間で削除される。また、約90パーセントは24時間以内に削除されるとのこと。中には投稿後5分も経たないうちに削除されたケースもあるなど、とにかく徹底した検閲が行われているようだ。

・削除された投稿に多く見られたトピック
ちなみに、調査期間中に削除された「不適切な投稿」の内容は以下のようなものが多かったらしい。

・シリアの反政府勢力を支持
・政府の嘘
・北京の豪雨
・司法権の独立
・言論の自由
・一人っ子政策の違反
・グループセックス
・人権ニュース

・「これだけの検閲を行うには4000名以上は必要」by調査チーム
この徹底した検閲が自動システムによって行われているのか、それとも一件ずつ人の手によって行われているのか、詳細は不明だ。だが、もし人の手によって行われているのであれば、一日の投稿数が約1億件にも上るWeiboを検閲するには少なくとも4000名の人手が必要、と調査チームは推測している。

中国政府によるネット検閲体制は闇に包まれいる部分がまだまだ多いものの、とにかくかなりの徹底した体制が整えられているようだ。

参照元:Mail Online(英語)、Weibo(中国語)
執筆:佐藤 ゆき


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