【チェルノブイリ取材】事故原発の半径10キロと30キロの地点にある検問 / 放射線量を必ずチェック

ロケットニュース24 / 2013年4月10日 1時25分

【チェルノブイリ取材】事故原発の半径10キロと30キロの地点にある検問 / 放射線量を必ずチェック

チェルノブイリ原発事故により、世界中に飛散した放射性物質。特にチェルノブイリ付近には高い放射線を放つホットスポットが多数あるだけでなく、全体的に放射線量が高い地域が多い。

・半径10キロと30キロの地点
よって、場合によっては放射性物質を付着したまま外部に出てしまう可能性がある。チェルノブイリ原発から半径10キロと30キロの地点には検問があり、必ず自動車や人体の放射線量をチェックする必要がある。実際に体験してみた。

・30キロ地点のほうが検査基準が厳しい
チェルノブイリ情報センターの職員によると、10キロ地点よりも30キロ地点のほうが検査基準が厳しいという。徹底してチェルノブイリの外に放射性物質を出さないようにする対策なのだろう。

・人体の放射線量を専用の機器でチェック
検査でやっていることはいたってシンプル。自動車のタイヤなどの放射線量と、人体の放射線量を専用の機器でチェックするだけ。人体のほうはセルフサービスのような状態になっていて、自分から検査機器を使って放射線量をチェックする。

・除染または破棄をする必要
もしここで高い放射線量が出て検査に引っかかってしまった場合、靴や衣類など、除染または破棄をする必要がある。ガイドによると「かつて何人か検査に引っ掛かった人がいました。そのときは靴だったのですが、いくら洗っても放射線が出ているランプがついた。しかたがないので靴を捨ててもらったよ」とのこと。

・ウクライナへの行き方
首都キエフまでの直行便がないため、パリやフランクフルト、ローマ、アムステルダムなどを経由して行くことになる。成田空港からはANAやアリタリア航空、ルフトハンザドイツ航空、その他多くの航空会社で移動可能。鉄道ではベルリンからワルシャワ経由、北京からモスクワ経由で行くことも可能である。2013年4月現在、日本国籍の場合ビザは必要ない。

Report: Kuzo.


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