苦手なのは仕方がないこと? 5人に1人は遺伝子レベルでランニングが苦手という研究結果

ロケットニュース24 / 2013年4月17日 8時0分

苦手なのは仕方がないこと? 5人に1人は遺伝子レベルでランニングが苦手という研究結果

ランニングは運動不足の解消や、体力増進のために手軽にできる人気の運動だ。多くの人がランニングに熱中しているが、その一方で、いくら走っても全然走れないという人もいる。

そんなどんなに頑張っても長距離を走れない人に悲しいお知らせだ。もしかしたら、あなたは遺伝子レベルで長距離走が苦手かもしれない。専門家が「5人に1人はランニングが苦手な遺伝子を持っている」ことをつきとめたというのだ。

この研究を発表したのは、イギリス・ラフバラー大学のジェイミー・ティモンズ教授だ。ティモンズ教授の研究によると、人には長い距離走れるかどうかを決定付ける30の遺伝子があることがわかったそうだ。しかし、一部の人はこの遺伝子を持っていないという。その割合は20パーセント。つまり、5人に1人はこの遺伝子がないため、生まれつき長距離走に向いていないというのである。

30の遺伝子は、人体の筋肉繊維の構成を変えることができるそうだ。この遺伝子の働きにより、筋肉繊維間の血管が発達し、筋肉は運動時により多くの酸素を筋を得ることができる。そして、人はより速く走れるようになるのだという。この遺伝子を持たない人は、運動時に筋肉へ十分な酸素が供給されないため、どんなにトレーニングを積んでもパフォーマンスが上がらないのだという。

ティモンズ教授は「ほとんどの人はトレーニングで体力アップさせることができますが、この遺伝子が欠如している人は、どんなに苦しいトレーニングに耐えても、長距離走が得意になることはありません。そればかりか無理なトレーニングを続けると、体を壊すことさえあります」と話している。

努力が全く実らないというのは何とも悲しい話である。ティモンズ教授は、そういう人はランニングを続けるよりも、ジムに行ったりや武術などでトレーニングをした方がいいとアドバイスしている。どんなに頑張っても長距離がダメだという人は、トレーニングの方法を見直してもいいかもしれない。

参照元:Mail Online(英語)
photo:Rocketnews24.


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