研究チーム「パーテーションのないオフィスで働くと社員の生産性が落ちて病欠が増える」

ロケットニュース24 / 2013年5月28日 14時0分

研究チーム「パーテーションのないオフィスで働くと社員の生産性が落ちて病欠が増える」

日本ではパーテーションなどで仕切られていないのないオフィスが一般的だ。間仕切りをしないことで、社員同士のコミュニケーションを活発になり仕事の効率のアップでいいことずくめかと思われていたが……それとは正反対の研究結果が発表され注目されている。

なんと、間仕切りのないオフィスは社員の生産性を下げ、さらには病欠も増えるというのである。日々過ごしているオフィス環境が、仕事の効率や体調にも悪影響を与えている可能性があるのだ。

・間仕切りなしのオフィスで働く社員は病欠の頻度が高い
ある北欧の学術誌に掲載された研究結果によると、間仕切りの無いオフィスで仕事をしている社員は、自分専用の仕切られたスペースを持っている社員よりも、病欠で仕事を休む頻度が、なんと62パーセントも高いという。

この違いはどこから生まれるのか? 研究チームの主張する説は、「間仕切りがない環境だと、細菌がより拡散されやすいため」というもの。また、間仕切りのない環境ではよりストレスを感じやすいために、体調を崩しがちになるのだと主張する専門家もいる。

・生産性ややる気、集中力を下げるいったデメリットも
間仕切りなしのオフィスは、社員の病欠が増えるだけでない。バージニア州立大学とノースカロライナ州立大学が共同で実施した研究によると、間仕切りの無いオフィスで働く社員は、生産性が下がる傾向にあるという。

さらに、そうした社員は、仕事に対する情熱や満足度も下がり、もっとプライバシーが必要だと感じることが判明。また、周囲の同僚の会話や物音によって集中力が下がる傾向にあることも明らかになった。

・ネットユーザーの声「生産性が落ちるのは当然だ!」
以上の研究結果、みなさんにとっては新鮮に感じられただろうか? ちなみに、英メディアのMail Onlineには「生産性が下がって当然だ!」というネットユーザーの声が多く上がっている。以下がコメントの一部である。

・読者コメント
「間仕切りの無いオフィスで働くなんて、金魚鉢の中にいるようなもの。多くの時間を費やすオフィスが居心地悪かったら、そりゃ病気にもなる」
「プライバシーのないオフィスで働いた経験のある人なら、この研究結果に納得するはず。そりゃもう最悪な環境だよ。それが原因で、転職したからね」
「正にその通り!! 周りの話し声やキーボードを打つ音が聞こえる環境だと、仕事に集中できないよ」

こうしたコメントを見る限り、英国ではプライバシーのある仕事環境を好む人の方が圧倒的に多いようだ。研究結果にはうなずける部分も多いが、多くの日本企業で採用されているオープンなオフィスは、同僚や上司とコミュニケーションがとりやすいという利点もある。間仕切りのあるオフィスとないオフィス、あなたはどちらのオフィスが仕事をしやすいだろうか?

参照元:Mail Online(英文)
執筆:佐藤 ゆき
photo:Rocketnews24.


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