研究機関「チーズを食べると虫歯予防になりますよ」

ロケットニュース24 / 2013年6月10日 23時0分

研究機関「チーズを食べると虫歯予防になりますよ」

虫歯になりたくない、できるだけ長く健康な歯を保ちたい。歯の健康を望まない人はいないが、世の中には歯に悪い食べ物・飲み物がいっぱいだ。しかし、歯を健康に保ってくれるという意外で、身近な食べ物があるという。それは、なんとチーズである!

最新の研究で、チーズを食べると虫歯予防になることが判明したという。チーズは口内のアルカリ性を強めて歯の腐食を防ぎ、さらに歯の表面に保護膜を形成するため、虫歯予防になるのだそうだ。

・歯垢のpH値を測定
チーズが虫歯予防になる理由は、チーズを食べることで口内のアルカリ性が強まる点にあるらしい。歯の腐食が進むのは、口の中が酸性の状態の時だからだ。

今回の研究を行ったのは、アメリカのAcademy of General Dentistryという研究機関。実験では、12歳から15歳の68人の子どもを3つのグループに分け、各グループにチェダーチーズ、砂糖無添加のヨーグルト、牛乳を飲食してもらった。飲食後、口をゆすいでもらったのち、歯の表面に付着している歯垢のpH値を測定した。

・歯垢のアルカリ性がどんどん強くなる
歯垢のpH値は、実験前と実験10分後、20分後、30分後と4回にわたって測定し、値の変化を調べた。その結果、ヨーグルトと牛乳を摂取した子どもは計測した4度のpH値に変化が見られなかった。しかし、チーズを食べた子どもは食後にpH値が高まる、つまりアルカリ性が強まるという結果に。さらに食後、3度の計測の度にアルカリ性が強まっていったのだ。

・歯の表面に保護膜
研究者の意見では、チーズはpH値を調整する役割をもつ唾液の分泌を促進するため、アルカリ性が強まるのではないかとのことだ。さらに、チーズを食べると歯の表面に保護膜が作られ、歯のエナメル質が腐食するのを防ぐ効果もあるとのこと。歯を守ってくれるチーズの力、すごい!

今回の研究によって明らかになった、チーズの意外な虫歯予防効果。食べ物は歯の敵ばかりではないことにほっとした方も多いのでは?

参照元:Mail Online(英文)
執筆:佐藤 ゆき
Photo:flickr Richard North


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