『東京チカラめし』が落ち目になった理由は非常にシンプル / 味の質が落ちたから客が離れていっただけ

ロケットニュース24 / 2013年6月15日 14時0分

『東京チカラめし』が落ち目になった理由は非常にシンプル / 味の質が落ちたから客が離れていっただけ

人気情報サイト『Business Journal』で、フリーライターの福井晋さんが『東京チカラめしへの逆風 出店ペース鈍化、大幅減益…御三家の包囲網でブームに陰り?』という記事を書いた。なるほどなるほど、かなり興味深い。『東京チカラめし』の現状は、確かに書かれている通りの流れになっている思う。

・味の質が落ちたから落ち目になった
しかし、ひとつだけこの記事を補足するかたちで『東京チカラめし』が「落ち目」になった理由を語らせてほしいと思う。ダメになった理由。それは非常にシンプルな理由。味の質が落ちたから落ち目になった。ただそれだけである。そこさえしっかりしていれば、落ち目になっていなかったと断言できる。

・しわ寄せを客が被ることになった
コストダウンやスピーディーに提供することを優先したために、そのしわ寄せを客が被ることになったのだ。客が飲食店に求めるものの最重要ポイントが「味」。たとえ作るのが少し遅かったとしても「味」が良ければ客は最終的に満足するのだ。しかしそこをないがしろにした『東京チカラめし』。落ち目になって当然である。

・主力料理の『焼き牛丼』を食べて絶賛
当編集部の記者は、『東京チカラめし』がオープンした当初から主力料理の『焼き牛丼』を食べて絶賛してきた。その味はチェーン店が作っているとは思えないほど完璧なデキで、非の打ちどころがないパーフェクト牛丼だったからである。以下は、2011年の『東京チカラめし』オープン当時の記者コメントである。

・2011年『東京チカラめし』オープン時の記者コメント
「調理法のサプライズ」と「美味しさのサプライズ」がダブルで堪能できる牛丼がマズイはずがない。奇抜で美味しい牛丼を出している『すき家』でさえ発想しえなかった『東京チカラめし』のサプライズ牛丼は、今後『吉野家』をも脅かす牛丼業界の風雲児となり、そして定番化していくだろう(引用ここまで)

・味を犠牲にしている現状
……と大絶賛していた当時。しかし、いまの『東京チカラめし』にその美味しさはない。本来、何よりも安定して持続させる必要があった「味」をレベルダウンさせ、それでも残った客だけを相手にしている状況だ。すごくまずいとは言わない。レベルダウンしても食べたいと思うことだってたまにある。しかし、味を犠牲にしている現状を『東京チカラめし』のスタッフ自身も気が付いているはずだ。

・単に脂っぽいタレの味しかしない牛丼
まず顕著にレベルダウンしたのが肉質。オープン当初は肉に厚みがあり、食感も「噛めば噛むほど味が出る」という豊富な肉汁の埋蔵量。タレの味が濃くはあったが、肉汁とあわさりウマミとなって相乗効果を出していた。しかしだんだんと厚み、肉質、タレの濃度、そして焼き加減などが変化していき、いまでは「単に脂っぽいだけのタレの味しかしない牛丼」といった状態のときもあるほど。

・初心に戻って「オープン当時の味」を
一度落としてしまった「味」の信用は、なかなか取り戻せるものではない。しかし、過去の『東京チカラめし』の栄光を取り戻したなら、初心に戻って「オープン当時の味」もしくは「今まで以上に素晴らしい味」を最優先して料理を提供すべきである。それが復活への最短ルートなのは確実だ。

参照元: 東京チカラめし
Report: Kuzo.


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