若手都議会議員候補『おときた駿』が選挙システムに意見「利権がらみの組織票で議員が決まってしまう悪循環が生まれているのが現状」

ロケットニュース24 / 2013年6月18日 20時0分

若手都議会議員候補『おときた駿』が選挙システムに意見「利権がらみの組織票で議員が決まってしまう悪循環が生まれているのが現状」

最近は、ワタミフードサービス会長『渡邉美樹』さんが自民党から出馬するとして話題となった。元プロレスラーの『アントニオ猪木』さんも、日本維新の会から出馬するとのことで注目を集めている。両者ともかなりの大物であることは間違いないが、有権者のなかには「どんなことがしたくて政治家になるんだ?」と首をかしげてしまう人もいるのではないだろうか。

・大物による組織票が多い?
インターネット上では「ファンや社員の票田が欲しいのでは?」という声も少なからずあがっているが、同じ政治家から見るとこの状況はどう映るのだろうか!? そこで北区から都議選に出る若手候補者の『おときた駿』さんに、選挙や政治のリアルな状況を聞いてみることにした。

―――最近は党が大物タレントや実業家の擁立をするニュースが相次いでいますが、そのことについてどう考えますか?
「実際に”この人を擁立したら票が多く集まる”といった理由で、大政党が候補者を擁立することはあります。それにより、有権者の方が『この人、本当に国をよくしたいと思って立候補しているの!?』と疑問に思ってしまう人が出馬してしまうのも事実です。そして、票田の多い人が当選し、利権やバックボーンの無い人は落選してしまうのです。つまり、利権がらみの組織票で議員が決まってしまう、という悪循環が生まれているのが現状です。

―――そのような悪循環を断ち切るためには、どうすれば良いのでしょうか?
「それには古い選挙システムを変えなければなりません。たとえば選挙期間中にブログへの書き込みや番組への出演をすると公職選挙法違反になりますが、アメリカのオバマ大統領とロムニー氏が対談したように、日本でも候補者同士が Ustream などの中継で選挙期間中に生放送で対談し、有権者にしっかりと人物像や公約の内容を見てもらい投票していただく。そういった新しい選挙システムが必要です」。

―――街頭演説だけも人物像は分かると思いますが、生放送をする理由はなんですか?
「より多くの有権者に見てもらうという理由が第一ですが、すでに多くの票田を抱えている世襲議員は、政策などを深く考えず、スタッフやスピーチに丸投げしている場合もあるんです。欧米では「スピーチライター」がいるのは一般的ですが、政策について政治家と深い議論をしながらスピーチを作っているのに対し、日本では、丸投げに近い形が多いのが現状です。そういった人たちを見抜くためには、原稿が無くても自分の意見をはっきりと生放送で言える場を作らなければなりません」。

―――つまり、世襲や利権がらみの議員ではない新人によりチャンスが必要ということでしょうか?
「もちろん世襲議員でも、たとえば私が個人的にライバルと考えている自民党の小泉進次郎議員は、候補者の目から見ても非常に素晴らしい理念を持たれていると思いますし、一方で、新人議員でも、やたらと不遜な態度だったり、選挙法に抵触する活動をしている方もいたと聞きます…つまり、候補者の人柄を見極められるシステムを作っていくことがもっとも重要ですね」。

・悪循環を断ち切るには
なるほど、確かに「利権を断ち切る」など選挙で言いつつも、当選したら何も変わらないということが多いのが現実だ。その悪循環を打ち破るには、利権がらみの票田より多い票数を、われわれ有権者がしがらみのないなかでがんばっている候補者を自分の目で見つけ、投票するしかないのかもしれない。ちなみに、都議会議員選挙は6月23日からである。

参照元: おときた駿
Photo: RocketNews24.


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