【動画あり】世界初の「人工肉ハンバーガー」の試食会が開催される / 料理評論家「食感はなかなか」

ロケットニュース24 / 2013年8月9日 11時0分

【動画あり】世界初の「人工肉ハンバーガー」の試食会が開催される / 料理評論家「食感はなかなか」

以前お伝えした1個3000万円以上もするハンバーガー「フランケンバーガー」についての新たな情報が舞い込んできたのでご紹介したい。料理評論家も交えた試食会がロンドンで開催され、大きな話題になっているのだ。

果たして料理評論家たちは、どのような反応を示したのだろうか? その様子は、動画「Tasting the test-tube burger: the verdict」で確認できるぞ!

・人工肉の製造法
フランケンバーガーに使われているのは、試験管で培養された牛肉、つまり「人工肉」である。オランダの科学者マーク・ポスト氏が7年の歳月をかけて開発した。気になる製造過程は以下のとおりだ。

その01:生きた牛の筋肉から幹細胞を採取
その02:幹細胞を栄養溶液に浸し培養
その03:6週間かけて筋組織へ成長させる
その04:2万個まで倍増した筋組織が142グラムのミンチになる

・料理評論家「食感はなかなか」
試食会では、シェフが観客の目の前で人工肉を調理。赤カブとサフランで色付けされ、塩、卵パウダー、パン粉で味付けされたあと、バターとひまわり油で調理された。

これを試食した料理評論家2人の感想は、「もっと柔らかいと思っていた。本物の肉に近いが、肉汁が少ない」、「脂が足りないが、普通のハンバーガーと似ていて食感はなかなか」とコメント。意外にも好評のようだ。

・10年以内にスーパーに並ぶ可能性もある
人口増加に伴い、世界中の食肉の需要が急激に増加しており、将来的に通常の食肉生産だけでは追いつかなくなる。ポスト氏は、「人工肉が食糧危機を救い、食肉産業に革命をもたらすだろう。10年以内にスーパーに並ぶ可能性もある」と語っている。

・グーグルが開発資金を援助
ちなみに、人工肉の開発費用は総額25万ポンド(約3700万円)にも及ぶが、開発資金を援助しているのはグーグルの共同創設者サーゲイ・ブリン氏だ。彼は世界の食糧問題に関心を寄せており、今回の人工肉プロジェクトにも65万ポンド(約9700万円)を投資している。

私たちの想像をはるかに超える食品は、今も着々と開発されている。この先、何が登場しても驚かないよう、心の準備をしておいたほうがよいかもしれない。

参照元:Mail Online(英文)
執筆:Nekolas


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