【分析コラム】なぜ炎上するような不適切写真を Twitter にアップする愚か者が後を絶たないのか

ロケットニュース24 / 2013年8月14日 20時0分

【分析コラム】なぜ炎上するような不適切写真を Twitter にアップする愚か者が後を絶たないのか

このところ、バイト先などの職場にて、冷蔵庫に入ったり、ハンバーガーのパンの上に寝転んでみたり、万引きをほのめかすような写真を Twitter上にアップして「大炎上 → 大問題」となるような人が後を絶たない。

はっきり言って愚か者である。常識的に考えれば、そんなことをしたら問題になると容易に想像できるはずだ。だが、彼らは想像できていない。だからやってしまう。それはなぜか? 以下に説明する3つの可能性が考えられる。

・想像力の欠如説
まず考えられるのは、「未来を想像できない愚か者だった」という可能性だ。それをやってしまったらどうなるのか? 自らの行動の結果を、1ミリも想像できていない疑惑である。要するに想像力の欠如。平たく言えば単なるバカである。

・目立ちたがり屋説
次に考えられるのは「目立ちたがり屋だった」というケースである。ネットの世界で目立ちたい。ひとつ記念に問題でも起こしておくか……なんて考えてしまう愚か者も、世の中には少なからず存在する。殺害予告をする愚か者は、このパターンだ。

・友人だけが見ていると思い込んでいる説
しかし、もっとも可能性が高いのは「ツイッターが “人にも見られている” ツールであることを知らなかった」であろう。グループメールでのやりとりのように、はたまた LINE でのグループチャットのように、友人だけが見ていると思い込んでいるのだ。

・外から見れば荷台が鏡張りのトラック
突然だが、『マジックミラー号』なる特殊車両をご存知だろうか。トラックの荷台の壁一面がマジックミラーになっており、外から見れば「荷台が鏡張りのトラック」だが、荷台の中からは外の様子がバッチリ丸見えという改造トラックである。

・実は透明ガラスだった
勘の良い読者諸君は、もうお気づきだろう。そう、彼らのやっていることは、

「マジックミラー号に乗り込んで、車内にいる仲間にしか見えないと思って素っ裸で相撲をとっていたら、実は透明ガラスで通行人に丸見えだった」

というような感じなのだ。閉ざされた世界である「ケータイ専用のコミュニティサイト感覚」で、大きく開かれたツイッターの世界に迷い込んでしまった、いわば、ネット世界の田舎者なのである。

・ガラパゴス出身のカッペ
おそらく彼らはパソコンを使っていない。ケータイ → スマホの流れでネット世界に来てしまった、ガラパゴス出身のカッペなのだ。それでは、なぜネットカッペたちが続々と増え続けているのか。答えは簡単。勘の良い読者諸君は、もうお気づきだろう。

・ケータイ専用のコミュニティサイト感覚
その答えは、スマホである。ガラケーしか使ってこなかった彼らが、ガラケー独特のネット世界しか体験してこなかった彼らが、いきなりスマホを手にしたからである。そして何も考えずに Twitter や Facebook を使い始める。

ほとんど仲間しか見ていない「ケータイ専用のコミュニティサイト感覚」で、今までネット世界からは見えにくかった「ケータイ専用のコミュニティサイト感覚」で、いきなり世界から丸見え特捜部状態の Twitter を本格的に使いはじめるのだ。

・勉強会や教習が必要なレベル
問題が起きるのは至極当然の話である。つまるところ、ネットに疎い愚か者が後を絶たないのは、急激な「ガラケーからスマホへの移行」が原因なのだ。スマホをガラケー感覚で使っているか、スマホを “小さいパソコン” 感覚で使っているか、その違いなのである。

そろそろ勉強会でも開いたほうがよいだろう。ガラケーからスマホに移行する人に、「ネットとはこういうもんなんだよ」や、「Twitterはこういうもんなんだよ」的な教習をしたほうがよいのかもしれない。Twitter は、マジックミラー号ではない。教習ビデオで勉強するべきだ。

執筆:インターネットパトローラー・バッチ偶三(ぐうぞう)


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