睡眠不足は肥満のもと! 「十分な睡眠がとれないとジャンクフードへの欲求が高まる」という研究結果

ロケットニュース24 / 2013年8月19日 0時0分

睡眠不足は肥満のもと! 「十分な睡眠がとれないとジャンクフードへの欲求が高まる」という研究結果

みなさんは日々十分な睡眠をとっているだろうか。仕事や勉強などで忙しいと、ついつい睡眠不足になりがちだ。だが、睡眠不足は身体にさまざまな負担をかけることが過去の研究で明らかになっている。

最新の研究でも、睡眠不足が身体に与える負の影響がまた1つ判明した。睡眠不足になると、高カロリーのジャンクフードへの欲求が高まることが明らかになったのだ。欲求の高まりの背景には、睡眠が不足すると複雑な意思決定を司る脳内部位「前頭葉」の働きがにぶることがあるという。

米カリフォルニア州立大学バークレー校の研究チームは、23名の被験者を対象に、睡眠時間の違いが食欲にどのような影響を与えるかを調査した。研究チームは、被験者の脳の活動を、十分な睡眠後と睡眠不足の状態の二度にわたって MRI でスキャンした。

MRI 検査の最中、被験者は果物や野菜といった低カロリーの健康的な食品から、ピザやドーナツなどの高カロリーの「ジャンクフード」まで、80種類の食べ物の画像を見せられた。そして、検査後には、被験者が最も欲した食べ物を「報酬」として実際に与えた。

被験者の脳の動きを調査した結果、睡眠不足になると複雑な意思決定をする役割を担う「前頭葉」の働きがにぶくなることが判明したという。さらに「報酬」に反応する部位の働きが活発になり、より高カロリーの「ジャンクフード」を欲することが明らかになったそうだ。つまり「睡眠不足になる → ジャンクフードをついつい食べてしまう → 太る」という負のプロセスに陥ってしまう危険性があるのである。

逆に言えば、睡眠をしっかりとれば、食欲はコントロールできる。研究を実施したウォーカー教授も「十分な睡眠をとることで、適切な食べ物を選択するという脳の働きを促進することができ、体重をコントロールしやすくなります」と言っている。

ジャンクフードへの欲求を抑えて、肥満になるのを避けるためにも睡眠はしっかりとるように心がけたいものだ。

参照元:Mail Online(英文)
執筆:佐藤 ゆき
photo:RocketNews24.


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