【衝撃研究結果】衛生的な先進国に住んでいると認知症になりやすいことが判明

ロケットニュース24 / 2013年9月12日 15時0分

【衝撃研究結果】衛生的な先進国に住んでいると認知症になりやすいことが判明

高齢化が進み、介護や医療の問題が深刻化する日本で、特に認知症は心配される病気である。そんななか、ある研究により衛生的過ぎる環境が、認知症患者の数に拍車をかけていることが判明し話題となっている。

・衛生状態と認知症患者の数が関連
192カ国の衛生状態と健康データ調査を行ったのは、英ケンブリッジ大学のモリー・フォックス博士だ。その結果、感染症などの危険が少ない衛生的な国ほど認知症患者の数が多く、衛生状態と認知症患者数に関連性があることが分かったのである。

・先進国で認知症患者が増加
バングラデシュやネパールなどの発展途上国に比べると、人口の4分の3が都市部に集中するイギリスやオーストラリアは、認知症患者の数が約10パーセント多く、増加傾向にある。そして相対的に、上下水道設備が完全に行き届いていない南米、中国、インドでは認知症患者の数が少ないことも明らかとなった。

・T細胞が認知症の鍵
抗菌、無菌にこだわり過ぎる衛生管理は、人間の免疫力の低下を招いてしまう。菌との接触が減ると、免疫機能をつかさどる白血球内にある “T細胞” の発達に影響する。特に「調節性 T細胞」が欠乏すると免疫バランスが崩れ、認知症の原因となる脳炎症が起きてしまうのである。また、免疫力の低下は、ぜんそくやアトピー性皮膚炎を代表とするアレルギーを引き起こす原因ともなる。

・バランスが大切
フォックス博士は、「土や動物との触れ合いで、害の少ない菌に接触する機会を増やし、免疫機能のバランスを保つことが大切です」と注意を促している。日本では “無菌・抗菌” グッズがあふれているが、適度に「菌と仲良く」することも大事なのかもしれない。

参照元:Mail Online(英文)
執筆:Nekolas
photo:RocketNews24.


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