世界初! 南米ウルグアイで大麻合法化

ロケットニュース24 / 2013年12月11日 17時0分

世界初! 南米ウルグアイで大麻合法化

南米ウルグアイで今月10日、上院が大麻合法化案を可決し、同国は大麻の栽培と流通および消費が認められた世界初の国となった。治安改善を主な目的としたこの政策は、大麻合法化を巡り議論を続けている諸外国から大きな注目を集めている。

・ついに大麻合法化
法案は来年に施行される見通しで、消費者は事前に登録すれば、ひと月に40グラムの大麻を薬局で購入可能だ。また個人栽培者は年に大麻を6株まで所有可能で、マリファナ薬局は99株まで所有できるとのこと。いずれも登録が義務付けられる。

・価格は政府が決定
大麻の価格は、政府の管理下にある大麻協会により設定され、現在不法取引されている1グラム1ドルの相場と、ほぼ同額になる見方が強いという。

・狙いは治安改善
今回の合法化の主な狙いは、大麻の流通を政府が管理することで、麻薬組織による大麻の密輸・密売を一掃し、犯罪を根絶することにある。政府は、合法的に栽培されたマリファナが出回るまでの期間を4カ月と見越し、それまでに体制を整える構えだ。

・合法化が撤回される可能性も
ムヒカ大統領は、合法化が実験的な試みであることを認め、結果が思わしくなければ合法化を撤回する意向も示している。

・栽培者にとって大きなビジネスチャンス
以前ウルグアイでは、大麻の消費は合法だったものの栽培と販売は違法だった。栽培者たちは「これで刑務所に行く心配をしなくてすむ。これからは堂々と働けるし、税金もちゃんと払ってビジネスを拡大したい」と意気揚々で、パレードを企画しているそうだ。

世界初となった大麻合法化が吉と出るか凶と出るか、今後の動向を見守りたい。良い結果が出れば、ウルグアイに続く国が出てくるのではないだろうか。

参照元:The Guardian(英文)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.(撮影地:ネパール)

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