15の人格を持つ女性のクリスマスの悩み / 彼女の中には日本人シェフや4歳の双子が存在

ロケットニュース24 / 2013年12月24日 19時0分

15の人格を持つ女性のクリスマスの悩み / 彼女の中には日本人シェフや4歳の双子が存在

クリスマスには家族や恋人以外に、自分へのクリスマスプレゼントを買う人もいるだろう。「今年もよくがんばったね」と、ねぎらいの意味を込めてのご褒美だ。

しかし、自分の中に他の人格が存在し、それぞれにプレゼントを買わないといけないとしたらどうだろうか? 15の人格を持つある女性が、「毎年自分へのクリスマスプレゼントを買うのが大変だ」とグチをこぼして話題となっているのだ。

・15の人格を持つ女性
イギリス在住のキム・サンズさんは、解離性同一性障害(かいりせいどういつせいしょうがい)という病気を患っている。

解離性同一性障害とは、つらい体験を自分から切り離すために起こる防衛反応として、自分の中にいくつもの人格が現れる精神疾患だ。ある人格が現れているときには、別の人格の時の記憶がないことが多く、生活面で様々な支障をきたす。

彼女の中には、以下のような人格が存在する。

・日本人シェフで22歳の佐藤
・17歳のエクササイズに夢中で菜食主義者のフィオナ
・4歳の双子の兄弟、ジャックとサフヤー
・23歳のアッシィー
・17歳の奇抜なファッションが好きなレズビアンのコウミ
・性別不明で14歳のフィン
・パーティー好きなバイセクシャル、15歳のセオドア
・25歳のアビゲイル
・謎が多いキトゥン
・年齢不詳のキミとエイミー

・自分の別の人格全員にクリスマスプレゼント
キムさんの別の人格は、年齢、性別、好みがバラバラなため、彼らへのクリスマスプレゼントも多様だ。クマのぬいぐるみからお酒など、プレゼント選びも大変なうえ経済的な負担も大きい。

キムさんの恋人クリスさんは、「彼女の他の人格にも、プレゼントを買わないといけないので大変だよ。でもプレゼントをあげるのは楽しいし、意義があるんだ」と語っている。クリスマス以外にも、それぞれの人格が好む服や食べ物も違うため、全ての人格を満足させるためにかかるお金もバカにならない。

・恋人としてのルール
解離性同一性障害の恋人を持つことに対して、クリスさんは「彼女の人格それぞれが好きになったんだ。男同士として飲みにも行けるし、彼女を子供として動物園にも連れて行けるしね」と、キムさんとの恋愛を楽しんでいるようだ。

キムさんの人格で、性別不明のフィンとバイセクシャルのセオドアは交際中で、セオドアには専用のFacobookアカウントまで存在するのである。SNSで連絡を取れるように、セオドアはフィンにもアカウント作成を勧めているのだという。しかしキムさんが他の人格になっている時は、クリスさんはその人格とイチャつくことは禁止なのだそうだ。

・キムさんの活動
キムさんは、解離性同一性障害への理解を深めてもらうために、定期的に YouTube にビデオをアップしているとのこと。「映画などで描かれる解離性同一性障害者は、連続殺人鬼だったりネガティブなイメージなことが多いの。だから私のビデオを通して、前向きなメッセージを伝えたいわ」と、語っている。

希少な病気を抱え偏見もあるだろうが、前向きに病気に向き合うキムさんにエールを送りたい。クリスさんと一緒に、素敵なクリスマスを過ごしてほしいものだ。

参照元:YouTubeMail Online(英文)
執筆:Nekolas

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