グレゴリオ聖歌のように美しい! 知られざる「古代ギリシャの音楽」を古文書より再現!!

ロケットニュース24 / 2014年1月17日 6時0分

グレゴリオ聖歌のように美しい! 知られざる「古代ギリシャの音楽」を古文書より再現!!

赤ちゃんは、4分の3拍子と4分の4拍子の違いを聞き分けることができるのだそう。人間は、生まれながらにして音楽を楽しむ能力が備わっているんですねえ。

石器時代の壁画には、楽器を奏でる人の周りで踊る古代人の姿が描かれているものもあるんだって。録音機器もなければ五線譜もない時代の音楽、どんなリズムでどんなメロディだったんだろう? タイムマシンでもないかぎり、こればっかりは確かめようがないよね。 

ところが、古代ギリシャ時代の音楽を再現してみたよ! というニュースがイギリスのサイトio9で発表されました。ええっ、どうやって?

D’Angour氏は、ギリシャ古典研究家。古代ギリシャ語で書かれている古文書の詩を専門に研究しています。その古文書のいくつかに、母音の上に変わった記号が書かれていることに気がつきました。文法や文脈とは関係のなさそうな配置で時々現れるこの謎の記号に、氏はずいぶん悩みました。

ある日、偶然ギターのコード譜を見た氏は、古文書の詩は歌詞で、謎の記号はテンポや音を表しているのではないかとひらめいたのです。歌詞カードを手に、歌を楽しむ古代ギリシャ人。なんだか急に親近感がわいてきますね!

氏はオックスフォード大学の音楽研究チームに協力を求め、そしてとうとう、謎の記号とその配列を解読することができたのです。この音楽コードは、遅くとも紀元前450年には発明されていたそうです。研究を進めるうちに、古代ギリシャ人はオクターブの概念を持っていたことも明らかになったそう。

研究チームは、その歌詞カードのひとつを元に古代ギリシャの音楽を再現しました。それは、グレゴリオ聖歌のような、エキゾチックでちょっぴり物悲しいメロディ。夕暮れの街で歌う吟遊詩人、そんな風景が目に浮んできませんか?

寄稿:Pouch
参照元:io9(英文)

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