ソチオリンピック開幕前に2000匹の野良犬が処分されたとの報道 / 業者が「野良犬は生きたゴミ」発言し物議

ロケットニュース24 / 2014年2月10日 23時0分

ソチオリンピック開幕前に2000匹の野良犬が処分されたとの報道 / 業者が「野良犬は生きたゴミ」発言し物議

2月7日、ロシアのソチで開幕した第22回冬季オリンピック競技大会。この日を首を長くして待っていた人もいるだろう。しかし開幕前に「ソチでおよそ2000匹もの野良犬が処分され」たとの報道が流れ、物議をかもしているのである。

・約2000匹もの野良犬が駆除
ソチ市の野良犬駆除にあたった害獣駆除業者「Basya Services」社は、街をクリーンなイメージに保つため、オリンピック当局に約2000匹に及ぶ野良犬を駆除するよう雇われたことを認めた。同社は、以前からオリンピック開催に向けて野良犬の駆除を行っていたが、開会式のリハーサルに野良犬が迷いこんだことで、いっそう駆除に力を入れだしたという。

同社の経営者アレクセイ・ソローキン氏は、野良犬が毒殺されたのか安楽死だったのか処分の方法について詳細は述べていない。しかし、市民から野良犬が嘔吐したり道に倒れこんでいるとの報告があったことから、毒殺ではないかと推測されている。

・野良犬は「生きたゴミ」
昨年もソチ市当局は野良犬駆除を行うと発表したが、動物保護団体から激しい抗議を受けたことにより計画は撤回され、野良犬は保護施設に収容された。しかしCNNニュースによると、保護施設はメディア向けに仮設されたもので、実際に野良犬を保護するためではなく駆除の隠れみのとして利用されていたとのこと。

ソローキン氏は、「野良犬は選手や観戦者にとって危険な存在だ。人を襲ったり競技の妨害になりかねない。実際のところ、野良犬は生きたゴミなのさ」と心無い発言をしている。

・ソチは氷山の一角
しかもオリンピック開催前に、野良犬の駆除を行ったのはソチ市だけではない。2004年のアテネオリンピックでも同様の措置が取られ、2008年の北京オリンピックでは、20万匹もの野良猫が駆除されたとのニュースが各メディアで報道された。

どれだけ豪華で素晴らしい開会式をしても、裏でこのようなことが起きていたらオリンピック開催の意味はあるのだろうか? 2020年の東京オリンピックでは、このような問題が起こらないことを願うばかりである。

参照元:YouTubeMashable(英語)
執筆:Nekolas

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