【衝撃検証結果】孤独感を感じる生活をしていると健康にどんな影響が出るのか?

ロケットニュース24 / 2014年2月24日 9時0分

【衝撃検証結果】孤独感を感じる生活をしていると健康にどんな影響が出るのか?

働いている人の中には、「早く定年を迎えて、のんびりと暮らしたい!」と思っている人は多いだろう。確かに、仕事を辞めて何にも誰にも煩わされることなく暮らすのは魅力的。

だが、そのような生活は、必ずしも健康面で良い影響を及ぼすわけではないらしい。というのも、どうしても人との関わりが薄れ、「孤独感」を感じやすい状況になるため。そして、孤独感は、私たちの健康に思わぬ深い影を落とすようなのだ。

・アメリカの心理学博士が調査
アメリカ・シカゴ大学の心理学博士は、ジョン・ケティオポ氏は、20年にわたって孤独に関する研究をしている、いわば “ぼっち” 研究の権威。そんな彼は、孤独感と健康の関係について、調査していた。

調査は、50歳以上の男女、2000人を対象にした大規模なもので、6年間にわたって行われた。その結果、孤独感は、健康面で意外なほど深刻な影響を与えることが分かったのだ。

・死亡する可能性が2倍に
まず、孤独感を感じている50歳以上の男女は、満たされている人に比べて、その期間に死亡する可能性がほぼ2倍にもなることが判明した。また、別の研究によると、肥満と比べても、同様の可能性は2倍になる。

・疎外感が健康にも影響
その原因の1つが、血圧。疎外感を感じると血圧が上がりやすくなるのだ。結果的に、心臓発作や脳卒中を引き起こしやすい環境を作ってしまうことに。しかも、疎外感は、免疫システムを弱め、同時に鬱病になるリスクも高めてしまうもよう。

それだけではない。孤独感は睡眠にも影響を与え、眠れなくなるという。必然的に、起きた後はだるい気持ちで過ごすことが多くなり、睡眠薬に頼りがちになるらしい。

このように、孤独は健康に与える影響が非常に大きい。そのため、博士は定年後も連絡を取り合える同僚を見つけ、家族や友人に囲まれながら、幸せを一緒に分ちあうのがいいと述べている。

・「孤独感」が鍵
ただし、ここで重要なのは、状況が孤独であるかどうかではなく、「孤独感」だという。つまり、周囲に接する人がいないから、それが単純に健康に影響を及ぼすというわけではない。鍵となるのは、「孤独感」を感じているかどうか。なので、結婚していようが、人々に囲まれていようが、その関係性の中で自分が孤独感を感じてしまっていたら、健康に悪い影響をもたらすとのことだ。

参照元:Mail Online(英語)
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

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