【北極冒険26日目】ついにリードに遭遇 / 1kmもの川幅を迂回しながら越えて行く

ロケットニュース24 / 2014年4月3日 6時0分

【北極冒険26日目】ついにリードに遭遇 / 1kmもの川幅を迂回しながら越えて行く

現在北極点に向けて、無補給単独徒歩でチャレンジしている冒険家の荻田泰永氏。26日目(2014年4月2日)の定期連絡が日本の事務局に入ったので、現在の状況についてお伝えしたい。

・荻田氏からの定期連絡(日本時間 4月2日 12:04)
現在地: 北緯84度32分 西経75度59分
この日の移動距離: 11.6km
天候: 晴れ
気温: マイナス29度

4月1日(25日目)と2日の状況報告をまとめてお伝えしよう。

・珍しく寝坊
1日は荻田氏にしては珍しく、朝寝坊してしまったそうだ。通常は朝9時に出発するところを、この日は9時半に起床。「やばい、出なきゃ」と思いながらも、「ま、いっか」と落ち着いて出発したそうだ。そして、北の方角に太陽光を反射して空に照り返している場所を発見。そのような場所には氷が割けたリードがあり、露出した海面が光を反射しているそうだ。

・東西にのびたリードに遭遇
翌2日、光を反射していたと思われる北緯84度29分辺りに到達。果たしてそれは、東西にのびたリードであった。その幅は推定1km、手前側は幸い再氷結しており、そこを歩いて前進。だが、その先が凍結しておらず、しばらく右往左往して向こう側に渡れる箇所を探したそうだ。

偶然、動いている氷の巨大なブロックを発見。そのブロックが向こう岸に向けて、氷をゆっくりと押していたそうである。それに乗って、急いでリードを渡ったと報告している。

・さらに危険が伴う
ついにリードに遭遇した。この先は今までよりもさらに危険が伴うと同時に、カヤックを使って高速移動が可能になる可能性も出てきた。常に危険と隣り合わせであることには変わりない。どうか慎重に判断して、前に進んで欲しい。

情報提供: 荻田泰永 北極点事務局
画像: 荻田泰永 Facebook
執筆: 佐藤英典

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